こんにちは!「観葉植物の育て方ナビ」運営者のmomoです。
お部屋に南国の風を運んでくれるグリーン、憧れますよね。
特にモンステラは大人気ですが、スペースや好みの問題でモンステラに似た植物を探している方は意外と多いんです。
例えば、モンステラやセロームのようなダイナミックな樹形に惹かれるけれど、もう少しコンパクトなマドカズラが良いという場合や、クワズイモとモンステラの違いを知って自分に合う方を選びたいという場合もあるでしょう。
momo実は私、初めてお迎えしたモンステラ・デリシオーサが想像以上に巨大化してしまい…6畳の部屋がジャングル状態になって、泣く泣く手放した経験があるんです(涙)。
「もう少しコンパクトなら最高なのに」とずっと思っていました。


中には、あえて穴の開かない、割れないモンステラに似た葉っぱを持つ種類や、和室にも合うクワズイモに似た観葉植物を探して、落ち着いた雰囲気を演出したいという方もいるかもしれません。
また、部屋のテイストに合わせてポトスに似た観葉植物や涼しげなエバーフレッシュに似た植物、あるいは丸い葉が可愛いベンジャミンに似た観葉植物と比較検討してみるのも賢い選び方です。
この記事では、そんな迷える方のためにサトイモ科の観葉植物一覧を整理し、セロームなどの観葉植物との見分け方や、斑入りなどモンステラの珍しい品種はどんなものがあるかまで徹底解説します。
- モンステラのような独特の雰囲気を持つ植物の名前と具体的な特徴
- 「猫がいる」「日陰しかない」など、条件別で選ぶ最適な代用植物
- 意外と知らないクワズイモやセロームとの見分け方と育て方の違い
- インテリアを格上げする、モンステラに似たおしゃれな植物の飾り方
特徴や種類から探すモンステラに似た植物
まずは、植物の「見た目」から探していきましょう。
「あの穴あきの葉っぱが好き!」「南国っぽい大きな葉が欲しいけど、モンステラはちょっと違うかも?」
そんなふうに感じている方のために、モンステラに似た特徴を持つ植物たちをピックアップしました。
穴あき葉が特徴のマドカズラの特徴や育て方


モンステラに一番似ている植物といえば、間違いなくこのマドカズラ(別名:フリードリッヒスターリー)でしょう。
「モンステラの葉をちょっと小さくして、切れ込みの代わりに穴を開けた」ような見た目をしています。
最大の特徴は、なんといっても葉の内側に開いた無数の「窓(穴)」です。
モンステラ・デリシオーサは葉の縁からバサッと割れますが、マドカズラは葉の縁は繋がったままで、内側だけがポコポコと穴だらけになるんです。
この姿が、海外では「Swiss Cheese Vine(スイスチーズのつる)」なんて呼ばれていて、とってもユニークで可愛いんですよ。
- サイズが手頃:葉のサイズは手のひらくらい。デリシオーサのように巨大化(葉が1m近くになること)はありません。
- ハンギングに最適:つる性で茎が柔らかいので、ハンギングポットに入れて高いところから垂らすと最高におしゃれです。
- 成長が早い:環境が合うとぐんぐん伸びます。伸びすぎたらカットして水挿しにすれば、簡単に増やせますよ。
育て方の基本はモンステラと同じで、直射日光を避けた明るい場所を好みます。
ただ、私の経験上、モンステラ・デリシオーサよりも少し「寒さ」と「乾燥」に敏感な気がします。
冬場は最低でも10℃以上をキープできるリビングの特等席に置いてあげてください。
また、葉が薄いので、エアコンの風が直撃するとすぐにチリチリになってしまいます。
毎日の葉水(霧吹き)で湿度を保ってあげると、美しい窓をキープできますよ。
南国風の観葉植物「セローム」の特徴


「穴はいらないけど、あのバサバサとした深い切れ込みが欲しい!」という方には、ヒトデカズラ(通称:セローム/フィロデンドロン・ビピンナティフィダム)が断然おすすめです。
セロームの葉は、モンステラのような丸みを帯びたハート型ではなく、もっと深く、鋭く切れ込んでいます。
その姿はまるで「ヒトデ」や「大きな手のひら」のよう。
葉の縁が波打つようにウェーブしているので、モンステラよりも野性的でワイルドな印象を与えます。
アジアンテイストや、リゾートホテルのようなインテリアを目指すなら、セロームの右に出るものはいません。
そして、セロームを育てる楽しみは「幹」にもあります。
モンステラはずっと「茎(つる)」のまま伸びていきますが、セロームは成長すると葉が落ちた跡が残り、ゴツゴツとした木質化した「幹」が形成されるんです。
この幹に残る跡が、まるで「目玉」のような模様に見えて、なんとも言えない愛嬌(と、人によっては少しの不気味さ笑)があります。
この幹が立ち上がった姿(立ち上がり)は、植物好きの間では「かっこいい!」と非常に評価が高いポイントなんですよ。
耐陰性もあるので室内でも育ちますが、本来は日光が大好き。
春から秋はレースカーテン越しの明るい窓辺に置くと、葉の切れ込みがより深く、立派に育ちます。
割れないモンステラに似た葉っぱをもつ植物
「モンステラを買ったのに、いつまで経っても葉が割れない…これって偽物?」
そんな不安を抱えている方もいるかもしれません。でも安心してください。
実は、モンステラの葉は幼苗(赤ちゃんの時期)のうちはハート型で、切れ込みが入っていないのが普通なんです。
モンステラは、ある程度株が成熟し、葉が大きくなって初めて「風を受け流すため」「下の葉に光を届けるため」に葉に穴を開け始めます。
ですので、3号ポット(直径9cm)くらいの小さな苗を買うと、最初はただのハート型の葉っぱが続くことになります。



私も初めてモンステラを迎えた時は、毎朝「次の葉っぱこそは割れてるかな?」とドキドキしながら覗き込んでいました。
でも、半年待ってもハート型のままで…「あれ?これ不良品?」なんて失礼なことを思ったりもしました(笑)。
逆に言えば、「モンステラの雰囲気は好きだけど、あの割れた葉がちょっと怖い(集合体恐怖症などで)」という方は、あえてこの幼苗の時期を楽しむ、あるいはヒメモンステラ(ラフィドフォラ・テトラスペルマ)のような、小さくても形が完成されている別種を選ぶのも手です。
「どうしても早く割れた葉が欲しい!」という方は、購入時に少なくとも6号鉢(直径18cm)以上の、すでに割れた葉が展開している株を選ぶようにしましょう。
一度割れた葉が出始めれば、その後出てくる新しい葉も割れている確率が高いですよ。
もし小さなモンステラを早く大きくして葉を割らせたいなら、適切なタイミングでの植え替えが不可欠です。
根詰まりしていると成長が止まってしまいます。植え替えの詳しい鉢の選び方などはこちらの記事も参考にしてみてください。
ウンベラータなど葉が広い植物
モンステラのような「お部屋の主役になれる大きな葉」を探しているけれど、もっと優しくてナチュラルな雰囲気がいい。
そんな方にはフィカス・ウンベラータがぴったりです。
ウンベラータもモンステラと同じく、大きなハート型の葉を持っています。
ですが、決定的な違いはその「質感」です。モンステラの葉は分厚くてツヤツヤした革質ですが、ウンベラータの葉は非常に薄くてマットな質感。
太陽の光を浴びると、葉脈が透けて美しいライトグリーンのグラデーションを作ります。
この「光を透かす」という特徴のおかげで、ウンベラータは大きな木になっても圧迫感がありません。
白い壁や木目の家具との相性が抜群で、北欧インテリアやナチュラルモダンなお部屋には、モンステラよりもウンベラータの方が馴染みやすいことも多いです。
ただし、ウンベラータはゴムの木の仲間なので、葉を傷つけると白い樹液が出ます。
また、寒さには少し弱いので、冬場は窓際から少し離して、部屋の中央寄りに置いてあげると安心ですよ。
サトイモ科の観葉植物一覧
ここまで紹介したマドカズラやセローム、そしてモンステラ。
これらは全て「サトイモ科」という同じ植物ファミリーに属しています(※セロームは分類体系によって異なりますが、広い意味での仲間です)。
サトイモ科の植物は、熱帯雨林のジャングルで木の陰に隠れて育つものが多く、「耐陰性が高い(日陰に強い)」という共通点があります。
つまり、室内で育てる観葉植物としては最良のグループなんです。
モンステラに似た植物を探すなら、このリストの中から選べば大きく外すことはありません。
| 植物名 | 葉の特徴 | モンステラ好きにおすすめの理由 |
|---|---|---|
マドカズラ![]() ![]() | 穴あき | モンステラのミニチュア版として最適 |
セローム![]() ![]() | 深い切れ込み | よりワイルドでかっこいい幹立ち姿 |
クワズイモ![]() ![]() | 巨大なハート型 | 切れ込みはないが、傘のような迫力がある |
ポトス![]() ![]() | ハート型(つる性) | 超定番。巨大化すると葉が割れることも! |
シンゴニウム![]() ![]() | 矢尻型 | 品種によってピンクや白の斑入りがあり華やか |
アロカシア![]() ![]() | 金属的な光沢 | 葉脈がくっきりしていて、まるで作り物のような美しさ |
これらはどれも育てやすく、水やりも「土が乾いたらたっぷり」という基本ルールでOKなものばかり。
ただし、サトイモ科の植物には一つだけ注意点があります。
それは、体内にシュウ酸カルシウムという成分を含んでいること。
剪定したときに出る汁に触れるとかぶれることがあるので、お手入れの際は手袋をすると安心です。
斑入りなどのモンステラの珍しい品種は?


「普通の緑色のモンステラはもう持っている」「人とは違う、特別な一株が欲しい」…そんな植物沼に片足を突っ込んでいる(笑)あなたにご紹介したいのが、斑入り(ふいり)モンステラの世界です。
斑入りとは、葉緑素が抜けて白や黄色い模様が入ること。
本来は突然変異なのですが、そのあまりの美しさにコレクターが殺到し、非常に高値で取引されています。
- モンステラ・ボルシギアナ・ホワイトタイガー(Albo):
深い緑の葉に、ペンキを流したような真っ白な斑が入ります。緑と白のコントラストが息をのむほど美しく、「ハーフムーン(葉の半分が真っ白)」と呼ばれる葉が出たときは、思わず感動してしまうでしょう。 - イエローモンスター(タイコンステレーション):
こちらはクリーム色〜黄色の斑が入るタイプ。名前の通り、夜空の星座(コンステレーション)のように細かい散り斑が入るのが特徴です。ホワイトタイガーよりも斑が安定していて、先祖返り(斑が消えて緑に戻ること)しにくいと言われています。
これらのレア品種は、ホームセンターで見かけることはまずありません。
専門店やネットオークションで探すことになりますが、小さな苗でも数万円〜数十万円することもしばしば。
それでも、部屋に置いたときの「宝石のような存在感」は、何物にも代えがたい魅力があります。
育てる際は、白い部分は葉緑素がなく光合成ができないため、普通のモンステラよりも葉焼けしやすく、成長がゆっくりな点に注意してあげてくださいね。
条件や他品種と比較して選ぶモンステラに似た植物
ここからは視点を変えて、あなたの「生活環境」や「条件」に合わせた植物選びをお手伝いします。
見た目が似ていても、耐寒性や毒性の有無は植物によって全く違います。
「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないために、機能面もしっかり比較しておきましょう。
モンステラとセロームの違いは?
先ほども少し触れましたが、モンステラとセロームはよく混同されます。
どちらも「切れ込みのある大きな葉」を持っていますが、育ててみるとその性質は全くの別物です。
| 比較項目 | モンステラ | セローム |
|---|---|---|
| 葉の形状 | 丸いハート型ベース 切れ込み+穴が開く | ギザギザした波型ベース 深い切れ込みのみ(穴はない) |
| 成長の仕方 | つる性 支柱がないと横に這うように広がる | 立性(木立性) 太い幹が直立し、ガッシリと自立する |
| 気根 | 長く伸びて地面や壁に張り付く | 地面に向かって垂れ下がるが、モンステラほど暴れない |
| スペース | 横幅をとる(広がりやすい) | 縦に伸びる(比較的場所をとらない) |
一番の違いは「スペースの使い方」かなと思います。
モンステラは放っておくと四方八方に葉を広げ、気根を伸ばして暴れ回ります(それがジャングルっぽくて良いのですが!)。
一方、セロームは中心の幹から放射状に葉を出し、上に上に伸びていくので、部屋の角(コーナー)にスッキリ収めたい場合はセロームの方が扱いやすいかもしれません。
クワズイモとモンステラの違いは?


「トトロの傘」のような巨大な葉を持つクワズイモ(アロカシア・オドラ)。
100円ショップでも小さな苗が売られていることがあるので、手にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
モンステラとの最大の違いは、「葉が絶対に割れない」ことと「芋(塊茎)ができる」ことです。
クワズイモは成長しても葉に切れ込みが入ることはなく、きれいなハート型のまま巨大化していきます。
そして、株元にはサトイモのような太い「芋」が地上に露出して育ちます。
この芋のフォルムが独特で、盆栽のような和の趣も感じさせるため、和室やアジアンテイストの部屋にはモンステラよりもクワズイモの方がしっくり来ることが多いです。
ただ、育てやすさで言うと、個人的にはモンステラに軍配が上がります。
クワズイモは「ハダニ」という害虫がつきやすく、油断すると葉がカスリ状に白くなってしまうことが多いんです。



実は私、クワズイモのハダニには本当に泣かされました…。
葉っぱの裏を毎日濡れたティッシュで拭いてあげても、ちょっと油断するとすぐに増えてしまって。
「私にはまだ早かったか…」と落ち込んだ苦い思い出があります(涙)。
また、寒さに弱く、冬場に室温が下がると地上部の葉をすべて落として「休眠」してしまうことがあります(春になればまた生えてきますが、冬の間はただの芋になります…笑)。
モンステラの方が病害虫に強く、冬も葉を保ちやすいので、初心者さんにはモンステラの方が育てやすいかもしれません。
クワズイモに似た観葉植物
クワズイモのような「芋」や「独特の葉の形」に惹かれるなら、同じアロカシア属の仲間たちも要チェックです。
最近のアロカシアは品種改良が進んでいて、まるで作り物のようにアーティスティックな葉を持つ種類がたくさんあるんです。
- アロカシア・アマゾニカ:
これはもう、かっこよさの塊です。濃いダークグリーンの葉に、くっきりと太い白い葉脈が入り、葉の縁は波打っています。プラスチックのような硬質な質感で、モダンなインテリアに置くと一気に空間が引き締まります。 - アロカシア・バンビーノ:
葉が細長く、葉脈も整然としている品種。テーブルサイズで楽しめるので、デスク周りのアクセントにぴったりです。 - コロカシア(サトイモ):
黒い葉を持つ「ブラックマジック」などの品種があり、庭植えやテラスで楽しむカラーリーフとして人気です。モンステラとは違う、シックで大人の南国感を演出できます。
これらはクワズイモ同様、寒さには弱いので、冬は暖かい部屋で過保護気味に育ててあげてくださいね。
耐寒性が強く屋外も可能なヤツデ


さて、ここまでは「暖かい室内」で育てる植物が中心でしたが、「玄関の外に置きたい」「北国の寒い部屋に置きたい」という場合、熱帯生まれのモンステラでは冬越しが厳しいのが現実です。
そこで強くおすすめしたいのが、日本原産のヤツデ(八つ手)です。
「えっ、ヤツデって昔のおばあちゃんの家にある、あの地味な木?」と思ったあなた。実は今、その評価がガラッと変わってきているんです。
海外では「Japanese Aralia(ジャパニーズ・アラリア)」と呼ばれ、その幾何学的で深く裂けた大きな葉が「クールでモダンだ」と大人気。
まさに「和製モンステラ」とも言える存在です。



正直なところ、私も最初は「ヤツデ?実家の裏にあるやつだ…」なんて思ってました(笑)。
でも、おしゃれなカフェの入り口で、黒い陶器鉢に植えられたヤツデを見た時に衝撃を受けたんです。
「えっ、これがあのヤツデ!?カッコいい!」って。見せ方ひとつで全然違うんですよね。
ヤツデのすごいところは、その圧倒的なタフさ。
0℃以下の寒さにも耐え、雪が積もってもへっちゃら。
さらに、直射日光が当たらない北側の暗い場所でも、ツヤツヤとした美しい葉を茂らせてくれます。
「モンステラを枯らしてしまった…」というトラウマがある方でも、ヤツデならまず枯らすことはありません。
最近は「スパイダーウェブ」という、蜘蛛の巣のような白い斑が入るおしゃれな品種も登場しているので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに、どうしてもモンステラを屋外(地植え)で育てたいというチャレンジャーな方は、土作りや冬越しの準備が必須になります。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、覚悟を決めて(笑)読んでみてください。
関連記事:モンステラを地植えで庭に植えるには?失敗しない土作りと冬越しの鉄則
猫に安全な代わりの植物はあるか
これは、ペットと暮らす植物好きにとって最大の難問ですよね。
「モンステラを置きたいけど、うちの猫がかじってしまうかも…」という不安。
残念ながら、その不安は的中する可能性があります。
モンステラを含むサトイモ科の植物は、葉や茎の内部に「シュウ酸カルシウム」という針のような結晶を含んでいます。
ペットがこれを噛んでしまうと、口の中がチクチクと激しく痛み、腫れや嘔吐を引き起こす危険性があります。
アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)のリストでも、モンステラ(Monstera deliciosa)は犬や猫に対して「有毒(Toxic)」であると明記されています。
症状として「激しい灼熱感、口・舌・唇の刺激、過度のよだれ、嘔吐、嚥下困難」などが挙げられています。
(出典:ASPCA「Toxic and Non-Toxic Plants – Mother-in-Law (Monstera deliciosa)」)


「じゃあ、何を置けばいいの?」という方へ。
安全性が高く、かつモンステラのような「南国感」や「樹形」を楽しめる代替植物として、私は以下の2つをおすすめします。
- パキラ:
手を広げたような葉が可愛らしく、幹が編み込まれたものなどインテリア性も抜群。猫に対して毒性がない植物の代表格です。成長も早く、モンステラに負けない存在感を出せます。 - アレカヤシ / テーブルヤシ:
風に揺れる細い葉が涼しげなヤシの仲間。これらもペットに安全とされています。猫ちゃんが葉先で遊んでしまうことはあるかもしれませんが(猫草と間違えちゃうんですよね…)、中毒の心配がないのは大きな安心材料です。
どうしてもモンステラを置きたい場合は、猫が絶対に届かない天井からハンギングにするか、ガラスケース(温室)の中で育てるなどの物理的な対策を強くおすすめします。
日陰でも育つ品種と置き場所
「玄関やトイレに緑を置きたいけど、窓がなくて暗い…」そんな場所にモンステラを置くと、ヒョロヒョロと間延び(徒長)して、葉の切れ込みもなくなってしまいます。
モンステラは耐陰性がありますが、やはりある程度の光は必要なんです。
光がほとんど入らない場所なら、モンステラよりもさらに「日陰特化型」の植物を選びましょう。
- ポトス:
耐陰性の王者。蛍光灯の光だけでもなんとか育ってくれます。暗い場所なら、斑入り品種よりも緑色の濃い「パーフェクトグリーン」などの品種の方が光合成効率が良いのでおすすめです。 - アグラオネマ:
映画『レオン』でジャン・レノが大切にしていたあの植物です。迷彩柄のような葉がおしゃれで、耐陰性は最強クラス。日陰でも模様が薄れにくく、ゆっくりと成長してくれます。 - テーブルヤシ:
その名の通りテーブルサイズで楽しめるヤシ。強い光が苦手なので、むしろ薄暗い場所の方が葉の色が濃く、きれいに育ちます。
ただし、どんなに日陰に強い植物でも、全く光がないといつかは弱ってしまいます。
1週間に一度は、レースカーテン越しの柔らかい光に当てて「日光浴」をさせてあげるか、植物育成用のLEDライトをスポットライトのように当ててあげると、日陰でも元気に育ち続けてくれますよ。
初心者でも育てやすい品種の管理
初心者さんにとっては、いきなり高価なモンステラや、管理の難しいアロカシアに手を出すのは少しリスクが大きいかもしれません。
まずは「枯らす方が難しい」と言われるレベルの植物で、成功体験を積んでみませんか?
- ポトス:水切れすると分かりやすく葉がしなしなになりますが、水をあげれば数時間でシャキッと復活します。「水やりのタイミング」を教えてくれる先生のような植物です。
- サンセベリア:乾燥にめちゃくちゃ強いです。1ヶ月くらい水を忘れても平気な顔をしています。忙しい人にはベストパートナー。
- フィロデンドロン・オキシカルジウム(ヒメカズラ):ポトスに似ていますが、さらに耐陰性と耐寒性が強い印象。虫もつきにくく、日陰でも黙々と育ってくれます。
これらの植物で「土が乾いたら水をやる」というリズムを掴めば、モンステラの管理も自然とできるようになります。
ちなみに、モンステラなどの観葉植物が枯れる原因のNo.1は「水のやりすぎ(根腐れ)」です。
土がまだ湿っているのに水をあげてしまうのが一番NG。
もし「いつ水をあげればいいか分からない」という場合は、鉢に挿しておくと色が変って水やりタイミングを教えてくれる「サスティー」などの水分計を使ってみるのも賢い手ですよ。
似た植物が持つ風水の効果と意味
せっかく植物を置くなら、運気もアップさせたいですよね。
実は、植物の「葉の形」や「生える向き」によって、風水の効果は変わると言われています。
葉に穴や切れ込みがある植物(モンステラ/マドカズラ/セローム)
風通しの良い葉の形状から、「見通しが良くなる」「良縁を呼ぶ」効果があると言われています。
また、湧き出るように次々と新芽を出す生命力から「金運アップ」の象徴ともされます。
リビングの隅(財位)や玄関に置くのが吉です。
丸い葉の植物(パキラ/ウンベラータ)
丸い葉は「調和」や「リラックス」をもたらします。
人間関係を円滑にしたり、気持ちを落ち着かせたりする効果があるので、家族が集まるリビングや、寝室に置くのがおすすめです。
大きな手のひら(ヤツデ)
その名の通り「人を招く手」に見立てられ、「千客万来」「商売繁盛」のご利益があると言われます。
また、天狗の団扇のような葉が悪霊を払う「魔除け」の効果もあるとされるので、玄関の外や門の近くに置くと、家を守るガードマンになってくれます。
モンステラの風水効果については、「花言葉が怖いって本当?」という噂と合わせて、こちらの記事で徹底的に深掘りしています。
気になる方はぜひ読んでみてください。
関連記事:「モンステラの花言葉は怖い」はウソ!本当の意味や風水効果など徹底解説
ポトスに似た観葉植物
モンステラと並んで人気のポトス。
「ポトスみたいに丈夫でつる性の植物がいいけど、ポトスはありきたりで嫌だな」という方には、先ほども少し登場したフィロデンドロン・オキシカルジウムがイチオシです。
ハート型の葉っぱはポトスそっくりですが、ポトスよりも葉が少し肉厚で、マット(非光沢)な質感が特徴です。
特に「ブラジル」という品種は、濃い緑の中央にライムグリーンの斑が入る美しいグラデーションを持っていて、ハンギングにすると最高に映えます。
また、スキンダプサス(シラフカズラ)も最近人気急上昇中です。
ポトスに似た形ですが、葉の表面にシルバーのラメが入ったような斑があり、光が当たるとキラキラと輝きます。
ビロードのような質感があり、少し高級感のある大人っぽいグリーンを探している方にはたまらないはずです。
エバーフレッシュに似た植物
モンステラとはタイプが異なりますが、夜になると葉を閉じて眠る(就眠運動をする)エバーフレッシュも大人気ですよね。
この「軽やかさ」や「涼しげな雰囲気」を持つ植物を探しているなら、以下の2つが候補になります。
- シマトネリコ:
小さな艶のある葉が密に茂り、風にそよそよと揺れる姿が爽やかです。非常に丈夫で成長が早いので、目隠し(シンボルツリー)としても優秀。ただし、日当たりの良い場所でないと葉が落ちやすいので注意が必要です。 - ジャカランダ:
世界三大花木の一つですが、観葉植物としても流通しています。シダ植物のように繊細で細かい葉が特徴で、エバーフレッシュ以上に軽やかな印象を与えます。「ミモザ」の葉にも似ていて、ナチュラルなカフェ風インテリアには相性抜群です。
モンステラが「面」で魅せる植物なら、これらは「線」と「隙間」で魅せる植物。
部屋が狭くて圧迫感を出したくない場合は、こうした細かい葉の植物を選ぶと、空間に奥行きと抜け感が生まれますよ。
ベンジャミンに似た観葉植物
最後に、定番のベンジャミンに似た「小葉の木」をお探しの方へ。
ベンジャミンは環境が変わると葉を落としやすいデリケートな一面がありますが、より育てやすくおしゃれなのがフランスゴムの木(フィカス・ルビギノーサ)です。
ゴムの木の仲間なので非常に強健。
葉はベンジャミンより少し大きいですが、濃い緑色でツヤがあり、何より幹を自由自在に曲げられるのが魅力です。
お店で売られているものも、S字に曲がっていたり、螺旋を描いていたりとユニークな樹形のものが多く、一点モノを探す楽しみがあります。
また、最近はオリーブの木を室内で育てるのも流行っていますね。
シルバーがかった乾いた質感の葉は、モンステラのような熱帯植物とは対照的な「ドライ」なかっこよさがあります。
男前インテリアや、コンクリート打ちっぱなしの部屋などには、モンステラよりもオリーブやユーカリのような植物の方がスタイリッシュに決まるかもしれません。
まとめ:自分に合ったモンステラに似た植物を探そう


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
最後に、今回ご紹介した「モンステラに似た植物11選」を、それぞれの得意分野ごとに振り返ってみましょう。
■見た目がそっくり&南国風
① マドカズラ(穴あき葉が可愛い!)
② セローム(ワイルドな切れ込みと幹)
③ クワズイモ(和室にも合う巨大な葉)
④ ヒメモンステラ(小ぶりでも割れた葉を楽しめる)
⑤ アロカシア(モダンで芸術的な葉脈)
■環境や条件で選ぶなら
⑥ ヤツデ(寒さ・屋外に最強の耐性)
⑦ パキラ(猫ちゃんにも安全な安心グリーン)
⑧ ポトス(日陰でも育つ・初心者向け)
⑨ フィロデンドロン・オキシカルジウム(ポトスに似たマットな質感)
■雰囲気重視・インテリアに合わせて
⑩ ウンベラータ(優しいハート型の葉)
⑪ フランスゴムの木(曲がった幹がおしゃれ)
植物選びに「正解」はありません。大切なのは、あなたの部屋の環境(光・温度・スペース)と、あなたのライフスタイル(ペットの有無・世話の頻度)に無理なく馴染むものを選ぶことです。
「モンステラじゃなきゃダメ」という固定観念を捨ててみれば、きっとあなたの暮らしをより豊かにしてくれる、素敵な出会いが待っているはずですよ。
ぜひ、週末は園芸店に足を運んで、実際に葉っぱの質感や樹形を見てみてくださいね。
あなたのお気に入りの一鉢が見つかりますように!















