こんにちは!「観葉植物の育て方ナビ」運営者のmomoです。
大きく育ったモンステラを見ていると、他の植物と一緒に植えてもっと素敵にしたいなと思うこと、ありますよね。
でも、いざモンステラの寄せ植えに挑戦しようとすると、失敗して枯らしてしまうのが怖くてなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

特に一番の悩みどころは、やっぱり観葉植物の寄せ植えの相性ですよね。
例えば、定番と言われるポトスやアイビーとの寄せ植えなら大丈夫そうだけど、丈夫なシェフレラとの寄せ植えの相性はどうなんだろう?とか、あえてモンステラ同士や近縁種のヒメモンステラとの寄せ植えでボリュームを出してみたい!なんて夢も膨らみます。
一方で、スタイリッシュなサンスベリアとの寄せ植えに憧れるけれど、乾燥を好むサンスベリアの寄せ植えの相性や水管理が心配という声もよく聞きます。
実際、サンスベリアの寄せ植えをおしゃれに見せつつ枯らさないためには、サンスベリアの寄せ植えのやり方にちょっとしたコツが必要なんです。
他にも、成長を見越してモンステラは一鉢に何株まで植えていいのか、観葉植物の寄せ植えに適したプランターの選び方や観葉植物の寄せ植えの注意点など、知っておくべきことは意外とたくさんあります。
そこでこの記事では、観葉植物の寄せ植えのレイアウトのコツから、モンステラの寄せ植えの相性が良いパートナー選びまで、私の経験を交えて徹底解説します。
疑問を解消して、ぜひあなただけの一鉢を作ってみてくださいね。
- モンステラと相性抜群で、お世話も楽になるパートナー植物の選び方
- 水やりの好みが違うサンスベリアなどを組み合わせる裏技的テクニック
- おしゃれな見た目と風水効果を両立させる配置やデザイン
- 根腐れを防ぎ、長く元気に育てるための土選びと管理のポイント
初心者でもできるモンステラの寄せ植えと相性
寄せ植えにおいて一番大切なのは、実は「デザイン」よりも「植物同士の相性」なんです。
私たち人間だって、性格や生活リズムが合う人と一緒の方が、ストレスなく暮らせますよね。植物もそれと同じなんです。
見た目の可愛さだけで選んでしまうと、片方は元気なのに片方は枯れてしまう……なんて悲しい結果になりかねません。
まずは、モンステラと一緒に仲良く暮らせる「ベストパートナー」の選び方と、誰が見てもおしゃれ!と言わせるデザインの基本について、じっくりお話ししていきますね。
観葉植物の寄せ植えの相性を決めるポイント
寄せ植えを成功させるための大原則、それは「育つ環境が似ている植物同士を選ぶこと」です。これができていれば、寄せ植えの成功率は8割クリアしたと言っても過言ではありません。
「環境が似ている」と言われても、具体的にどこを見ればいいの?と思いますよね。私がいつもチェックしているのは、以下の3つのポイントです。

1. 光の好み(日当たり)
植物には、カンカン照りの太陽が大好きな子もいれば、木漏れ日のような優しい光を好む子もいます。
これを専門用語で「陽生植物」「陰生植物」なんて分けたりしますが、要は「同じ部屋の同じ場所に置いて、両方が快適かどうか」が重要なんです。
例えば、直射日光が大好きな植物と、日陰を好む植物を一緒に植えて窓辺に置いたとしましょう。
そうすると、日光好きな子は元気でも、日陰好きな子は「葉焼け」を起こして茶色くなってしまいます。
逆もまた然りで、暗い場所に置けば、日光好きな子がヒョロヒョロに弱ってしまいます。
2. 水の好み(乾燥具合)
これが一番の失敗原因になりやすいポイントです!
- お水が大好きで、土が湿っていても平気な子
- 乾燥地帯出身で、土が乾いていないと根っこが腐っちゃう子
この両者を同じ鉢に植えてしまうと、水やりのタイミングが絶対に合いません。
一方に合わせて水をやれば、もう一方は「水くれ!」と干からびるか、「水多すぎ!」と根腐れするか。
この板挟み状態を防ぐためにも、水やりの頻度が同じくらいの植物を選ぶのが鉄則なんです。
3. 成長スピードと耐寒性
意外と見落としがちなのが成長スピードです。
モンステラのようにグングン大きくなる植物の横に、成長がとてもゆっくりな植物を植えると、あっという間にモンステラの葉陰に隠れてしまい、日光不足で消えてしまうことがあります。
また、寒さに強いかどうかも大切。冬場の管理温度を合わせるためにも、耐寒性が近いもの同士だと安心ですね。
- 光:直射日光が好き?それともレースカーテン越しの光が好き?
- 水:土の表面が乾いたらすぐ欲しい?それとも中までカラカラになってから?
- 温度:冬の寒さは何度まで耐えられる?
この3つがパズルのピースのようにカチッとハマる植物同士を見つけることが、長く楽しむための第一歩なんですよ。
モンステラの寄せ植えの相性とパートナー選び
では、今回の主役である「モンステラ」の性格を、改めてプロファイリングしてみましょう。
彼らがどんな場所で生まれ、どんな暮らしを好むのかを知れば、自然と相性の良いパートナーが見えてきます。
モンステラの基本スペック
モンステラは、熱帯アメリカのジャングル出身です。
うっそうと茂る高い木々に絡まりながら、その木漏れ日を浴びて育つ「つる性植物」なんですね。
- 場所:ジャングルのような高温多湿な環境。
- 光:強い直射日光は苦手。柔らかな「半日陰」が大好き。
- 水:お水は大好きだけど、水はけの良い土を好む。
ベストパートナーの条件
このスペックから導き出される「理想のパートナー植物」の条件は、ズバリ「暖かい場所が好きで、直射日光がなくても元気に育ち(耐陰性がある)、お水を比較的欲しがる植物」です。
具体的に言うと、モンステラと同じ「サトイモ科」の植物たちは、ほとんどがこの条件に当てはまります。
親戚同士なので、生活スタイルが似ているんですね。逆に、砂漠出身のサボテンや多肉植物などは、生活スタイルが真逆なので、基本的には相性が悪いと言えます。
「じゃあ、具体的にどの植物ならOKなの?」と気になりますよね。
ここからは、私が実際に試してみて「これは育てやすい!」「見た目も最高!」と感じたおすすめの組み合わせを、一つずつ詳しくご紹介していきます。
ポトスとの寄せ植えは管理が楽
私の中で失敗知らずの最強コンビといえば、間違いなく「モンステラ×ポトス」の組み合わせです!
初めて寄せ植えに挑戦するなら、まずはこのペアから始めてみることを強くおすすめします。
なぜ「最強」なのか?
最大の理由は、モンステラとポトスがどちらも「サトイモ科」であり、性質が恐ろしいほど似ているからです。
耐陰性(日陰に耐える力)があるので、室内の明るいリビングならどこでも元気に育ちますし、水やりのタイミングも完全にシンクロします。
「モンステラの土が乾いてきたな、そろそろお水かな」と思って水を与えれば、それがそのままポトスにとってもベストタイミングになるんです。
これ、管理する上でとっても楽なんですよ!
デザインの相乗効果
見た目のバランスも完璧です。
モンステラは茎を太くして上へ上へと伸びようとしますが、ポトスは基本的に下へ垂れ下がるように成長します。
この「縦のライン」と「下垂するライン」が組み合わさることで、鉢全体に立体感と動きが生まれるんです。
さらに、ポトスには色々な品種があるので、選ぶ色によって雰囲気をガラッと変えられるのも楽しいポイントです。
- ライムポトス:蛍光色の明るい黄緑色。モンステラの濃い緑色とのコントラストが美しく、部屋全体をパッと明るくポップな印象にしてくれます。
- ポトス・マーブルクイーン:白と緑の斑入り。上品でエレガントな雰囲気になり、ホワイトインテリアや北欧風のお部屋にぴったりです。
- ポトス・エンジョイ:小ぶりな葉にクッキリとした斑が入る品種。モンステラの迫力に対して、繊細で可愛らしいアクセントを加えてくれます。
「とりあえず枯らしたくないし、おしゃれに見せたい!」という方は、迷わずポトスを選んでみてください。
成長したらポトスのつるをモンステラの株元に這わせたり、鉢から溢れ出るように垂らしたりと、アレンジの幅も広いですよ。
momo私のイチオシは「ライムポトス」との組み合わせ!
濃いグリーンのモンステラと、明るい黄緑色のポトスのコントラストが本当に可愛くて…リビングに置くだけで気分がパッと明るくなりますよ♪


アイビーとの寄せ植えのデザイン
次におすすめなのが、星のような形の葉が可愛らしい「アイビー(ヘデラ)」との組み合わせです。
カフェや美容室のインテリアグリーンとしてもよく見かけますよね。
この組み合わせは、どこかヨーロピアンで洗練された雰囲気を作りたい方にぴったりです。
デザイン的な魅力:テクスチャの対比
この組み合わせの最大の魅力は、「葉の形と大きさのコントラスト」です。
モンステラは「面」で見せる大きな丸い葉を持っていますが、アイビーは「線」で見せる小さくてシャープな葉を持っています。
この全く異なるテクスチャ(質感)を組み合わせることで、お互いの個性が引き立ち、非常にメリハリの効いたデザインになります。
モンステラの足元が少し寂しいな…という時に、アイビーをグランドカバーのように植えてあげると、土を隠してくれて見栄えが一気に良くなりますよ。
管理のポイントと注意点
相性は基本的に良いのですが、一点だけ注意したいのが「風通し」と「害虫」です。
アイビーはポトスに比べると、少し涼しくて風通しの良い場所を好みます。
モンステラの大きな葉の下に隠れてしまうと、どうしても蒸れやすくなり、アイビーが大嫌いな「ハダニ」という害虫が発生しやすくなってしまうんです。
アイビーがモンステラの日陰になりすぎないよう、鉢の「前面(光が当たる側)」に配置してあげましょう。
また、アイビーの葉が込み合ってきたら、こまめにハサミで透かし剪定(間引き)をして、風通しを確保してあげるのが、仲良く共存させる秘訣です。
アイビーには白斑入りや斑なし、葉が縮れたものなど数え切れないほどの品種があります。
お気に入りのアイビーを見つけて、モンステラとのお見合いを楽しんでみてくださいね。
シェフレラとの寄せ植えの相性と配置テクニック
「カポック」という名前でも親しまれているシェフレラ。
手のひらを広げたような可愛い葉っぱと、どんな環境にも耐える強靭な生命力が魅力です。
モンステラとの相性も、実はすごく良いんですよ。
お互いを邪魔しない「共生関係」
シェフレラもモンステラと同じく、耐陰性が高く、多少の水切れにも耐える強さを持っています。
性格がタフなので、モンステラの生育旺盛な根っこにも負けずに共存できる数少ない植物のひとつです。
また、シェフレラの葉は上向きに展開するので、モンステラの横に広がろうとする葉とぶつかりにくく、空間を上手くシェアできるのもメリットですね。
高低差を活かした配置テクニック
モンステラとシェフレラを合わせる時は、「高低差(段差)」を意識するとすごくおしゃれになります。
例えば、背の高いモンステラを背景にして、その手前に背の低いシェフレラを植える。あるいはその逆でもOKです。
こうすることで、奥行きが生まれて「小さな森」のような世界観を作ることができます。
私のおすすめは、斑入りの「シェフレラ・ホンコン」を使うこと。
黄色い斑入りの葉が、モンステラの深い緑色の中に明るさをプラスしてくれて、部屋の雰囲気が一気に華やかになりますよ。
どちらも成長すると大きくなるので、最初は少し小さめの株同士を選んで、一緒に成長を見守るスタイルが良いかもしれません。


モンステラ同士の寄せ植えでジャングル風に
「種類の違う植物を組み合わせると、どうしても管理が不安…」「統一感のあるインテリアにしたい」
そんな方にぜひ試していただきたいのが、「モンステラ同士の寄せ植え」という選択肢です。
究極の相性一致
当たり前ですが、モンステラ同士なので相性は100点満点です(笑)。
光の好みも、水の量も、成長のリズムも全く同じ。
管理のしやすさで言えば、これ以上の組み合わせはありません。
種類の違いで魅せる
でも、同じ種類だとつまらないんじゃ?と思うかもしれません。実はモンステラには色々な種類があるんです。
- モンステラ・デリシオーサ:皆さんがよく知る、葉が巨大で切れ込みが深いタイプ。圧倒的な存在感があります。
- モンステラ・ボルシギアナ:デリシオーサに似ていますが、やや小ぶりで茎が伸びやすく、葉の切れ込みが少なめなタイプ。
- 斑入りモンステラ:白や黄色のマーブル模様が入った希少種。
これらを組み合わせることで、同じ「モンステラ」というくくりの中でも、葉の大きさや模様の違いを楽しむことができます。
また、あえて同じ種類のモンステラを2株、3株とまとめて植えることで、ボリューム感を出し、まるで植物園のジャングルコーナーのような迫力を演出することも可能です。
「部屋を緑で埋め尽くしたい!」という植物好きの方には、たまらない魅力があるんです。
ヒメモンステラとの寄せ植えの対比
モンステラ属の仲間である「ヒメモンステラ(ラフィドフォラ・テトラスペルマ)」との組み合わせも、個人的に大好きなスタイルです。
ヒメモンステラは、その名の通りモンステラをミニチュアにしたような見た目をしていますが、実は植物学的にはモンステラとは別の属になります。
でも、育て方はモンステラとほぼ同じでOKなので、寄せ植えのパートナーとしては最適です。
「大小」のリズム感
この組み合わせの最大の魅力は、「葉の大きさの対比」です。
モンステラの大きな葉は、大人の手のひらよりも大きくなりますが、ヒメモンステラの葉はその半分以下のサイズ。
この「大・小」の葉が入り混じることで、単調にならず、リズミカルで軽やかな印象の寄せ植えになります。
立体的な演出
ヒメモンステラは、モンステラ以上につるを伸ばして上に登っていく性質が強いです。
なので、鉢の中に「ヘゴ支柱」や「ココスティック」を立てて、そこにヒメモンステラを絡ませてタワー状にし、その足元にモンステラを配置するというレイアウトも素敵です。
まるで大きな木(支柱とヒメモンステラ)の根元に、若いモンステラが育っているような、自然界のワンシーンを切り取ったようなデザインが作れますよ。
支柱を使うことで高さが出るので、部屋のコーナーに置くシンボルツリーとしてもおすすめです。
サンスベリアとの寄せ植えのリスク


さて、ここからは少し注意が必要な組み合わせについてお話ししなければなりません。
スタイリッシュな見た目で人気の「サンスベリア(トラノオ)」。
NASA(アメリカ航空宇宙局)らの研究でもホルムアルデヒドなどの有害物質を除去する能力が高い「エコ・プラント」として認定されており、モンステラと一緒に植えたいと考える方も多いのですが……。
結論、サンスベリアとモンステラの「直植え(同じ土での混植)」は、枯れるリスクが非常に高いのでおすすめしません。
「えっ、どっちも観葉植物なんだから大丈夫じゃないの?」と思われるかもしれませんが、この2つは生理学的な仕組みが根本的に違うんです。
決定的な違い:水と呼吸の仕組み
モンステラは「お水大好き、湿気大好き」な植物です。土が乾いたらたっぷり水をあげるのが基本。
一方、サンスベリアは乾燥したアフリカなどが原産の多肉質の植物です。
体内に水分を溜め込むタンクを持っているので、乾燥にはめちゃくちゃ強い反面、湿気にはめっぽう弱いんです。
さらに専門的な話をすると、サンスベリアは「CAM植物」といって、夜に気孔を開いて呼吸をする特殊な性質を持っています。
これもお水やりのタイミングに影響してきます。
もし、モンステラに合わせて水をジャブジャブあげていたら、サンスベリアは間違いなく「根腐れ」を起こして、根元からブヨブヨに溶けてしまいます。
逆にサンスベリアに合わせて水を月に1回とかにしていたら、モンステラは水不足でカリカリに枯れてしまいます。
サンスベリアとの寄せ植えの相性と水管理の壁
「モンステラは水が好き、サンスベリアは水が嫌い。だったら、その中間くらいの頻度で水をあげれば、お互い歩み寄ってくれるんじゃない?」
そう思いたくなる気持ち、本当によく分かります。
私も最初はそう思って、「平和的解決策」を探そうとしました。
でも、残念ながら植物の世界に「妥協」や「歩み寄り」は通用しないことがほとんどなんです(泣)。
実際に私が「直植え」で試した時の失敗談をお話しします。
春のうちはまだ良かったんです。
でも、日本の高温多湿な梅雨(6月〜7月)に入った途端、事態は急変しました。
湿度が高くて土がなかなか乾かない日が続いたある日、サンスベリアの葉が根元からグニャリと倒れているのを発見しました。
触ってみるとブヨブヨになっていて…。
モンステラの大きな葉が傘のようになって土の乾燥を妨げ、さらにモンステラ自身の蒸散作用で株元の湿度が上がりすぎたことが原因でした。
一方でモンステラはというと、サンスベリアに合わせて水を控えめにしていたせいで、水分不足で葉のツヤがなくなり、気根を必死に伸ばして空気中の水分を探し回るような状態に。
結局、どちらにとっても「地獄のような環境」を作ってしまっていたんです。
この「水管理の壁」は、想像以上に厚くて高いです。
プロの生産者さんであれば、土の配合をミリ単位で調整して管理できるかもしれませんが、私たち一般家庭の環境で、この「水好き」と「乾燥好き」を同じ土で育てるのは、非常に難易度が高いんだと思ってください。



私も一度、「見た目が最高だから!」と意地になって同じ土に植えたことがあるんですが…梅雨にサンスベリアが溶けて、慌てて掘り起こした苦い思い出があります(泣)。
この組み合わせは本当に「上級者向け」だと痛感しました…。
サンスベリアと相性のいい観葉植物は?
「じゃあ、サンスベリアは誰とも仲良くできないの?」というと、そんなことはありません!
サンスベリアと同じく「乾燥気味」な環境を好む植物となら、最高のパートナーになれます。
もし、サンスベリアを主役にした寄せ植えを作りたいなら、以下のような「ドライ系」の植物と合わせるのがおすすめです。
- ユッカ(青年の木):太い幹とシャープな葉が特徴。サンスベリアと同じく乾燥と日光が大好きで、管理サイクルがピッタリ合います。
- アロエ:多肉植物の代表格。ぷっくりとした肉厚な葉は、サンスベリアの縦に伸びる葉と形の相性が良く、ワイルドな雰囲気に仕上がります。
- ペペロミア(多肉質タイプ):葉に厚みがあるタイプのペペロミアなら、乾燥に強いので共存可能です。足元の隙間埋めに最適です。
これらの植物となら、土がカラカラに乾いてから水をあげるというやり方で栽培できるので、失敗する確率はグンと下がりますよ。
サンスベリアの寄せ植えをおしゃれに見せる技
実は、サンスベリアの寄せ植えをおしゃれにかっこよく仕立てる「裏技」があるんです。
それが「鉢内隔離(ポット・イン・ポット)」というテクニックです。
魔法のテクニック:ポット・イン・ポット
やり方は意外と簡単です。
サンスベリアを直接大きな鉢の土に植えるのではなく、「ひと回り小さなポリポットやプラスチック鉢に植えたまま」、モンステラを植える大きな鉢の中に埋め込むのです。
こうすることで、見た目は一つの鉢に仲良く植わっているように見えますが、土の中では完全に部屋が分かれている状態になります。
これなら、モンステラのエリアにはたっぷり水をあげて、サンスベリアのエリア(ポットの中)には水をあげない、といった「水やりの使い分け」が可能になります。
デザインの良さと管理のしやすさを両立させるこの方法なら、性質の違う植物同士でも安心して寄せ植え風に楽しむことができますよ。
観葉植物の寄せ植えのレイアウトの黄金比


パートナーが決まったら、いよいよ植え付けの配置を考えましょう。
適当に植えるとなんだか散らかった印象になりがちですが、ある「法則」を意識するだけで、誰でもプロのような仕上がりになります。
鉄板の構図:不等辺三角形
寄せ植えデザインの基本にして奥義、それが「不等辺三角形」を作ることです。
正面から見た時に、植物の高さの頂点を結ぶラインが、左右非対称の三角形になるように配置します。
- 主役(モンステラ):一番背が高く、葉が大きい植物。これを鉢の中心ではなく、「少し後ろ、かつ左右どちらかに少しずらした位置」に配置します。これが三角形の頂点になります。
- 脇役(シェフレラやポトスの親株など):主役の反対側のサイド、少し低い位置に配置します。これで三角形の2点目が決まります。
- つなぎ(アイビーや垂れるポトス):一番手前の低い位置に配置し、土の表面や株元を隠すようにします。これで三角形の完成です。
この配置にすると、奥行き感が生まれ、どの角度から見てもバランス良く見えます。
また、植物同士の葉が重なりにくくなるので、光がまんべんなく当たり、風通しも確保できるという実用的なメリットもあるんですよ。
風水効果を高める置き場所と方角
最後に、せっかく作った寄せ植えをどこに飾るか?というお話です。
「おしゃれだからどこでもいいや」と思いがちですが、置く場所によって植物の育ち方も変わりますし、風水的な効果も変わってきます。
実は、国土交通省が行った調査でも、視界に入る緑の割合(緑視率)が高まると、安らぎや潤い感といった心理的な効果が向上することが報告されています(出典:国土交通省「都市の緑量と心理的効果の相関関係の社会実験調査」)。
つまり、植物を置くことは、単なるおまじない以上の「癒やし効果」があるんです。
その上で、風水の観点を取り入れてみると、さらに運気アップが狙えるかもしれません。
モンステラの持つパワー
風水では、モンステラのような「丸みを帯びたハート型の葉」は、リラックス効果や人間関係の調和、そして金運を引き寄せる力があるとされています。
- 金運・恋愛運アップ(南東):南東は「木の気」を持つ方角で、植物との相性が抜群。ここにモンステラを置くと、良縁や富を運び込んでくれると言われています。
- 家庭円満・リラックス(リビング):家族が集まる場所に置くことで、鋭い気(イライラなど)を中和し、穏やかな空気を作ってくれます。テレビの横などの無機質な場所に置くのも効果的です。
- 魔除け・邪気払い(玄関・トイレ):良い気を迎え入れる玄関や、悪い気が溜まりやすいトイレに置くのもおすすめ。ただし、トイレに置く場合は日光不足になりがちなので、定期的に窓辺で日光浴させてあげてくださいね。
もちろん、風水を気にするあまり、植物にとって過酷な環境(真っ暗な場所やエアコンの風が直撃する場所)に置いてしまっては本末転倒です。
「植物が居心地良さそうにしている場所 = 良い気が流れる場所」と考えて、まずは植物の健康を第一に置き場所を選んであげてくださいね。


失敗を防ぐモンステラの寄せ植えの手順・管理法


相性の良いパートナーも決まり、素敵なデザインも頭の中で完成!となれば、いよいよ実践編です。
「よし、植えるぞ!」と意気込むその前に、ちょっと待ってください。
実は、寄せ植えが成功するかどうかは、植え付け前の「準備」で8割が決まってしまうんです。
「えっ、ただ土に入れて水をやるだけじゃないの?」そう思った方、要注意です。
複数の植物を一つの鉢に同居させるということは、それだけ根っこの密度が高くなり、土の中の環境が過酷になりやすいということ。
適切な鉢を選び、居心地の良い土を用意し、正しい手順で植え付けてあげないと、数ヶ月後に「なんだか元気がない…」なんてことになりかねません。
ここでは、失敗しないための手順と管理テクニックを公開します。
これを読めば、あなたの寄せ植えスキルは確実にレベルアップするはずです!
観葉植物の寄せ植えに適したプランターの選び方
まずは、植物たちの新しい家となる「プランター(鉢)」選びです。
デザインで選びたくなる気持ちは痛いほどわかりますが、モンステラの寄せ植えにおいては、機能性を無視すると痛い目を見ます。
1. サイズ選びの鉄則
一番悩むのがサイズですよね。「将来大きくなるから」といっていきなり巨大な鉢に植えるのはNGです。
鉢が大きすぎると、土の量が多すぎて水がなかなか乾かず、根腐れの原因になります。
正解は、「メインのモンステラの根鉢(根っこの塊)よりも、ひと回りからふた回り大きいサイズ」です。
例えば、モンステラが5号鉢(直径15cm)に入っていたなら、寄せ植えには7号鉢(直径21cm)〜8号鉢(直径24cm)くらいがベスト。
パートナー植物の根が入るスペースと、これからの成長スペースを確保しつつ、土が乾きやすい絶妙なサイズ感です。
2. 素材の選び方
鉢の素材によって、水やりの難易度が変わります。
- テラコッタ(素焼き鉢):目に見えない小さな穴が開いていて通気性抜群。根腐れしにくいので初心者さんにおすすめですが、重たいのが難点。
- プラスチック・合成樹脂:軽くてデザインも豊富ですが、通気性はゼロ。水が乾きにくいので、土の配合で水はけを良くする工夫が必要です。
- 陶器鉢:おしゃれでインテリア性が高いですが、やはり通気性は低め。底穴がしっかり開いているか必ず確認しましょう。
3. 形の選び方
モンステラは根っこを深く張るタイプなので、浅いお皿のような鉢(浅鉢)よりも、ある程度深さのある「長鉢(深鉢)」の方が安定します。
浅い鉢だと、モンステラの重みでひっくり返ってしまうこともあるので注意してくださいね。
モンステラは一鉢に何株植えるのが正解か
「せっかくだから、あれもこれも植えて豪華にしたい!」その気持ちわかります。
でも、寄せ植えにおいて「欲張り」は禁物です。植物は生き物なので、植えた瞬間が完成ではなく、そこからどんどん成長して大きくなっていきます。
「余白」を作る勇気を持つ
例えば、8号鉢(直径24cm)くらいのサイズで作る場合、私の経験上の黄金比率は以下の通りです。
- メイン:モンステラ 1株
- サブ:中くらいの植物(シェフレラなど) 1株
- グランドカバー:垂れる植物(ポトスやアイビー) 1〜2株
これ以上詰め込むと、土の中は根っこでギュウギュウ詰めになり、呼吸ができなくなってしまいます。
また、地上部も葉っぱ同士が重なり合って、光が当たらない葉が出てきたり、風通しが悪くて蒸れてしまったりします。
植え付けた直後は「ちょっとスカスカかな?」と思うくらいが、実は正解なんです。
3ヶ月もすれば植物が成長して、驚くほど良いボリュームになります。「未来の成長分」のスペースを空けておくこと。
これが、長く美しい状態を保つためのプロの極意なんですよ。
根腐れを防ぐ排水性の良い土
寄せ植えの失敗原因ランキング第1位は、間違いなく「根腐れ」です。そして、その原因の多くは「土」にあります。
市販の「観葉植物の土」を買ってくれば安心…と思いきや、商品によっては保水性が高すぎて、モンステラにはちょっと重たい(水が抜けにくい)場合があるんです。
momo流ブレンド土の作り方
私がいつもやっている、失敗しない土の配合をご紹介します。難しくないのでぜひ真似してみてください。
市販の観葉植物の土:7
赤玉土(小粒)または軽石(小粒):3
このように、市販の土に排水性を高めるための「粒状の土」を2〜3割混ぜるんです。
たったこれだけで、水やりをした時に「ザーッ」と気持ちよく水が抜けるようになり、土の中に新鮮な酸素がたっぷり取り込まれるようになります。



「えー、混ぜるの面倒くさいな…」って思いますよね。正直わかります(笑)。
でも、このひと手間を加えるだけで、その後の「根腐れのしにくさ」が劇的に変わるんです!
長く楽しむための保険だと思って、ぜひトライしてみてください。
鉢底石は必須!
そして、絶対にサボってはいけないのが「鉢底石」です。
鉢の底が見えなくなるくらい(深さの1/5程度)まで、しっかりと軽石を敷き詰めてください。
これが排水層となって、余分な水が溜まるのを防いでくれます。
特にプラスチック鉢や陶器鉢を使う場合は、この層がないと致命的です。
100円ショップのネット入り鉢底石でも十分なので、必ず入れてあげてくださいね。
失敗しない植え替えの具体的な手順
準備が整ったら、いよいよ植え替え作業です。
植物に負担をかけず、スムーズに行うための手順を解説します。
植え替えを行う2〜3日前から水やりをストップし、土を乾燥気味にしておきます。
土が濡れていると重いですし、根っこが切れやすくなってしまうからです。
新しい鉢の底穴にネットを敷き、鉢底石をしっかり敷き詰めます。
その上に、ブレンドした土を少量入れ、植物の高さを合わせるための「土台」を作ります。
いきなり植物をポットから抜いてはいけません!
まずはポットに入ったままの状態で、新しい鉢の中に並べてみます。
「モンステラはこの向きがカッコいいかな?」「ポトスはここから垂らそう」と、配置を微調整して確定させます。
配置が決まったら、モンステラをポットから優しく抜きます。
根っこがガチガチに固まっている場合は、底の方を少し手でほぐして、古い土を1/3程度落とします。
黒く腐っている根があれば、清潔なハサミでカットしておきましょう。
まずメインのモンステラを配置して位置を決めます。
片手で支えながら、周りにサブの植物を配置していきます。
位置が決まったら、隙間に土を入れていきます。
この時、割り箸などの細い棒で土をツンツンとつつきながら、根と根の間の隙間(エアポケット)にもしっかり土が入るようにします。
鉢の縁ギリギリまで土を入れてはいけません。
縁から1〜2cm下まで土を入れるようにし、水が溜まるスペース(ウォータースペース)を残します。
これがないと、水やりのたびに泥水が溢れて大惨事になります(経験談)。
最後に、鉢底から流れ出る水が透明になるまで、たっぷりと水を与えます。
これで土の微塵が洗い流され、根と土が密着して安定します。
ポットを活用したサンスベリアの寄せ植えのやり方


前の章でお話しした、水やりの好みが違う植物(サンスベリアなど)を組み合わせる裏技、「ポット・イン・ポット」の具体的なやり方を解説します。
用意するもの
- 大きめの鉢(寄せ植え用)
- モンステラ(通常通り植える)
- サンスベリア(3号〜3.5号くらいのポリポットに入ったもの)
- 化粧石(バークチップやココヤシファイバーなど)
手順
- まず、大きな鉢にモンステラを普通の手順で植え付けます。この時、サンスベリアを入れる予定のスペースだけ土を入れずに空けておきます(穴を掘っておくイメージ)。
- サンスベリアを、「ポリポットに入ったまま」その穴にスポッとはめ込みます。
- ポットの縁が見えてしまうと「いかにも置いてます感」が出てかっこ悪いので、周りの土を寄せて縁を隠します。
- 仕上げに、株元全体に「バークチップ」や「ココヤシファイバー」などのマルチング材を敷き詰めます。これでポットの縁が完全に隠れ、まるで直植えしているかのような自然な仕上がりになります!
水やりの時は、モンステラの土の部分にはたっぷりと、サンスベリアのポットの中には控えめに(あるいはあげない)という風に、ピンポイントで管理できます。
サンスベリアだけ取り出して日光浴させることもできるので、本当に便利ですよ。
観葉植物の寄せ植えで枯らさないための注意
植え替えが終わって「完成!」と安心するのはまだ早いです。
実は、植え替え直後の1週間が、植物にとって最も危険な時期なんです。
根っこを触られたり環境が変わったりした植物は、人間でいうと「手術直後」のような状態で、体力を消耗しています。
この時期にやってはいけないNG行動があります。
- 直射日光に当てる:体力が落ちている時に強い光は刺激が強すぎます。明るい日陰で休ませてください。
- 肥料をあげる:弱っている根っこに肥料を与えると、「肥料焼け」を起こして枯れてしまいます。
- 風が強い場所に置く:根がまだ土に活着していないので、揺さぶられると根が切れてしまいます。
植え替え後1週間〜10日ほどは「養生期間(リハビリ期間)」と考えて、風の当たらない明るい日陰で、静かに見守ってあげてください。
新芽が動き出したり、葉にハリが出てきたら、徐々に元の置き場所に戻して、通常の管理を始めましょう。
伸びすぎた気根や葉の剪定方法
寄せ植えが成功して元気に育ってくると、今度は「育ちすぎてバランスが悪くなる」という嬉しい悩みが出てきます。
特にモンステラは成長が早く、「気根(きこん)」と呼ばれる茶色い根っこを空気中にニョキニョキと伸ばしてきます。
気根はどうすればいい?
「見た目がちょっと怖い…」「邪魔だな」と思ったら、根元から切ってしまっても植物の生育には全く問題ありません。
でも、もしスペースに余裕があるなら、伸びてきた気根を鉢の中の土に誘導して埋めてあげるのがおすすめです。
そうすると、気根が土の中で普通の根っことして機能し始め、水分や栄養を吸収する助けになりますし、体を支える支柱の役割も果たしてくれます。
なお、以下の記事では気根を土に誘導する具体的な方法を紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
葉の剪定(間引き)
葉っぱが増えて混み合ってくると、内側の葉に光が当たらず、風通しも悪くなります。
「せっかく出た葉っぱを切るのはかわいそう」と思うかもしれませんが、全体の健康を守るためには心を鬼にしてカットすることも必要です。
- 古くなって黄色くなってきた下の方の葉
- パートナー植物(ポトスなど)に覆いかぶさって、光を遮ってしまっている葉
- 茎が徒長して(間延びして)バランスを崩している部分
これらは、清潔なハサミで茎の付け根からカットしましょう。
適度に透かしてあげることで、全ての植物に光と風が行き渡り、病害虫の予防にもなります。


まとめ:理想のモンステラの寄せ植えを楽しむ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
モンステラの寄せ植えについて、相性の良い植物選びから、デザインのコツ、そして失敗しないための具体的な手順まで、私の持てる知識をすべてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「難しそうだな…」と思っていた寄せ植えも、ポイントさえ押さえれば、実はそんなにハードルが高くないことに気づいていただけたなら嬉しいです。
- 相性の良い「サトイモ科」の仲間を選ぶこと。
- 水やりの好みが違う植物は「ポット・イン・ポット」で解決すること。
- 排水性の良い土と、適切な鉢サイズで「根腐れ」を防ぐこと。
この3つさえ守れば、モンステラの寄せ植えはあなたの期待に応えて、毎日ぐんぐん成長してくれます。
自分で組み合わせを考えて、自分の手で植え付けた一鉢は、買ってきただけの植物とは比べものにならないくらい愛着が湧くはずです。
朝起きて、リビングにあるモンステラの寄せ植えに新しい葉っぱが開いているのを見つけた時「今日も一日頑張ろう」って、不思議と元気がもらえるんです。
ぜひ、あなただけの素敵な「小さな楽園」を作って、植物のある豊かな暮らしを楽しんでくださいね!









