こんにちは!「観葉植物の育て方ナビ」運営者のmomoです。
ダイソーやセリアなどの100均に行くと、元気なサンスベリアがつい目に入って連れて帰りたくなりますよね。
お部屋を汚さずに清潔に育てたいなら、100均サンスベリアの水耕栽培がぴったりですが、実は「乾燥に強いけれど湿気に弱い」という性質があるため、自己流で始めると失敗してしまうことも多いんです。
実際に、水栽培・水差しで株元がブヨブヨに腐る現象や、いつまで経っても水耕栽培で根が出ないといった悩みを抱えている方は少なくありません。
でも大丈夫です。正しい植え方の手順を踏んで、通気性の良い適切な水耕栽培用の容器を選べば、誰でも元気に育てることができますよ。
この記事では、基本の手順はもちろん、枯らさないための冬の管理方法や、成長して出てきた子株の扱い方についても詳しく解説します。
また、将来的に大きくしたい方のために、水差しで根が出たら水耕栽培から土へ植え替える最適なタイミングまで網羅しました。
初めての方も、ぜひ一緒にグリーンライフを楽しみましょう。
- 100均アイテムだけで完結する失敗しない資材選びのコツ
- 根腐れを防ぐために最も重要な植え替え前の乾燥プロセス
- 季節ごとの水やり頻度や美しい状態を保つ日々の管理方法
- 成長した子株の分け方や土栽培への移行タイミング
NASAが認めた空気清浄能力
実はサンスベリアは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の「空気清浄に関する研究(Clean Air Study)」において、ホルムアルデヒドなどの有害物質を除去する能力が高い植物としてリストアップされています。100均の小さな株でも、元気に育てれば天然の空気清浄機として活躍してくれるんですよ。(出典:NASA「Interior Landscape Plants for Indoor Air Pollution Abatement」)

100均サンスベリアの水耕栽培を始める手順と方法
まずは、100均で購入した土植えのサンスベリアを、水耕栽培(ハイドロカルチャー)という新しい環境に移行させるための準備と手順を解説します。
「ただ土を落として水に入れるだけでしょ?」と思われがちですが、実はここが一番の運命の分かれ道です。
植物にとって、土から水へ環境が変わることはとても大きなストレスなんです。
正しい手順を一つずつ踏むことで、サンスベリアの生存率が劇的に上がりますよ。
失敗しないハイドロカルチャーの資材
水耕栽培を始めるにあたって、必要な道具はほとんどダイソーやセリア、キャンドゥなどの100均で揃えることができます。
最近の園芸コーナーは本当に充実していてびっくりしますよね!
ただし、何でも良いわけではありません。見た目だけで選ぶと失敗の元になります。
サンスベリアの健康を第一に考えた、私がおすすめする資材セットをご紹介します。

| アイテム名 | 特徴とおすすめの選び方 |
|---|---|
| ハイドロボール (レカトン) | 粘土を高温で焼いた茶色の粒です。表面に細かい穴が無数に空いていて、そこから空気を根に届けてくれます。 【選び方】 サンスベリアの根は繊細なので、隙間に入り込みやすい「小粒〜中粒」サイズがベストです。大粒だと株が安定しにくいので注意! |
| 根腐れ防止剤 (ゼオライト) | 「珪酸塩白土」という名前で売られていることもあります。白い小石のような見た目で、水を浄化し、根から出る老廃物を吸着してくれる必須アイテムです。 【役割】 水質が悪化するのを防ぎ、根腐れのリスクを大幅に下げてくれます。 |
| ガラス容器 | 透明な容器は、中の水の汚れ具合や、根の伸び具合(あるいは腐り具合)が一目でわかるので、初心者さんには絶対におすすめです。 【選び方】 ジャムの空き瓶などでも代用可能ですが、洗いやすさを考えると口が広いものが良いですね。 |
| ピンセット・割り箸 | 植え付けの際、細かい隙間にハイドロボールを詰めたり、根の位置を微調整したりするのに使います。指が入らないような小さな容器では神アイテムになります。 |
なぜ「ハイドロボール」がいいの?
ハイドロボールは無菌で清潔なだけでなく、洗って繰り返し使えるのでエコなんです。
また、粒の間に適度な空間ができるため、サンスベリアが何よりも必要とする「酸素」を根に供給しやすい構造になっています。
水耕栽培に適した容器の選び方
容器選びも、実は成功の鍵を握っています。100均のガラスコーナーに行くと、色々な形があって目移りしてしまいますよね。
サンスベリアにおすすめなのは、ズバリ「口が広くて、底がどっしりと安定している容器」です。
まず、口が広い容器(コップ型やボウル型)は、水面が空気に触れる面積が広いため、水中に酸素が溶け込みやすくなります。
逆に、首が細くなっているボトルネック型やフラスコ型は、湿気が容器内にこもりやすく、サンスベリアの株元が蒸れて腐ってしまう原因になりがちです。
また、サンスベリアの葉は厚みがあって水分を含んでいるため、見た目以上に重たいです。
プラスチックの軽いカップや、底が狭くなっているワイングラスのような形状だと、葉が伸びてきた時に重心が高くなり、コロンと倒れてしまうことがよくあります。
ガラス自体に適度な厚みと重さがあり、底が平らなものを選んであげてくださいね。
ジェルボールが不向きな理由
100均の園芸コーナーで見かける、カラフルでキラキラした透明の「ジェルボール(高吸水性ポリマー、ジェリーボール)」。
見た目が涼しげでとっても可愛いので、つい使いたくなりますよね。
しかし正直に話すと、サンスベリアの長期栽培において、ジェルボールは絶対におすすめしません!
その最大の理由は「通気性の悪さ」です。
ジェルボールは水分をたっぷり含んだ柔らかい球体なので、容器に入れるとボール同士が変形して密着し、隙間がほとんどなくなります。
すると、根の周りに空気の通り道がなくなり、サンスベリアの根は呼吸ができずに「酸欠状態(窒息)」に陥ってしまうのです。
さらに、ジェルボールは常に水分を放出し続けるため、乾燥を好むサンスベリアにとっては「24時間ずっとお風呂に浸かっている」ような過酷な環境になります。
これでは、あっという間に根腐れして溶けてしまいます。
「どうしてもジェルボールを使いたい!」という場合は、数日だけのイベント用ディスプレイとして割り切るか、根が水に触れないように浮かせるなどの高度な工夫が必要です。
基本的には、通気性の良いハイドロボールを選んであげるのが、サンスベリアへの愛情かなと思います。
植え替え時の土の完全な落とし方
さあ、いよいよ作業開始です! 100均で購入したポット苗は、基本的にピートモスやココピートといった「有機質の土」に植えられています。
水耕栽培に移行する際、この土を徹底的に落とし切ることが何よりも重要です。
なぜなら、土に含まれる有機物や微生物は、水中に入ると急激に腐敗し、ドブのような悪臭を放つとともに、根を腐らせる病原菌の温床になるからです。

手順1:バケツの中で大まかに落とす
まずはバケツや洗面器に水を張り、ポットから抜いた苗の根元を持って、水中で優しく揺らします。
固まっていた土がふやけて、ボロボロと落ちていくはずです。無理に引っ張ると根がちぎれてしまうので、あくまで「揺らして落とす」イメージです。
手順2:流水で細部を洗い流す
大まかな土が落ちたら、次は水道の流水を使いながら、指の腹で根を一本一本優しく撫でるようにして、根にこびりついた細かい土やヌメリを洗い流します。
根が絡み合っていて指が入らない場合は、柔らかい筆や歯ブラシを使うのも有効です。
手順3:腐った根や黒ずんだ根をカット
土を洗い流していると、中には黒ずんでスカスカになっている根や、溶けかけている根が見つかることがあります。
これらは既に死んでいる根なので、清潔なハサミで迷わず根元から切り落としてください。
健康な根は白〜クリーム色をしていて、張りがあります。
根が切れても大丈夫?
洗っている最中に細かい根がプチプチ切れてしまっても、あまり気にしなくて大丈夫です!
むしろ、土が残っている方がよっぽど危険です。多少根が減ってしまっても、サンスベリアはまた新しい根を出してくれるので、「土ゼロ」を目指して洗い上げましょう。
失敗しない100均サンスベリアの植え方のコツ
綺麗に洗ったサンスベリア、すぐにガラス容器に入れたくなりますよね?でも、ここでストップ!! 多くの人がここで失敗してしまいます。
水耕栽培を成功させる最大のコツ、それは「洗った根を一度完全に乾燥させること」です。
洗い終わった直後の根には、目に見えない細かい傷が無数についています。
その状態でいきなり水に浸けると、傷口から雑菌が侵入し、あっという間に腐り始めてしまいます。
これを防ぐために、以下の手順を踏んでください。
momo実は私、過去にこれで失敗してるんです…。
早く飾りたくて、洗った直後の濡れたまま植え付けたら、1週間で根元からブヨブヨに溶けてしまって(涙)。
だからこそ、「乾燥」だけは絶対にサボらないでほしいんです!


洗った苗を、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置き、2〜3日(場合によっては1週間)そのまま放置します。
「えっ、干からびて死なないの?」と不安になりますが、サンスベリアは葉に大量の水を蓄えているので全く問題ありません。
むしろ、乾燥させることで切り口がかさぶたのようになり(カルス形成)、病気に強い状態になります。
根が乾いたら植え付けです。ガラス容器の底に、洗った「根腐れ防止剤(ゼオライト)」を1cmほど敷きます。
その上に洗ったハイドロボールを少量入れ、サンスベリアを中心に配置します。
片手で苗を支えながら、周りからハイドロボールを少しずつ入れていきます。
割り箸などでハイドロボールを突いて、根の隙間にも粒が行き渡るようにし、株がグラグラしないように固定します。
最後に水を入れますが、ここがポイント。
「根の先端がちょこっと水に触れるか触れないか」くらいのごく浅い水位にしてください。
根全体を水没させるのはNGです!


知っておきたい「根の生え変わり」
水耕栽培を始めてしばらくすると、元々あった茶色い根が抜け落ち、代わりに真っ白な新しい根が生えてくることがあります。
これは「土用の根」から「水用の根」へとシステムを切り替えている証拠です。
水が濁らなければ腐っているわけではないので、焦らず白い根の成長を見守ってあげてくださいね。
100均サンスベリアの水耕栽培での管理とトラブル対策
植え替えお疲れ様でした!しかし、本当の勝負はここからです。
日々の管理を間違えると、せっかく植え替えたサンスベリアも元気がなくなってしまいます。
ここでは、長く楽しむための具体的な管理方法と、よくあるトラブルへの対処法を詳しく解説します。
成長を助ける栄養剤の使い方


水耕栽培は土と違って、培地(ハイドロボール)自体には栄養が全く含まれていません。
そのため、植物が成長するためには外部から「ご飯」となる肥料をあげる必要があります。
ただし、サンスベリアは肥料をそれほど多く必要としません。
特に水耕栽培では、濃すぎる肥料は根の水分を奪う「肥料焼け」を引き起こし、即死につながる危険があります。
- 活力剤(メネデールなど):
人間で言うところの「サプリメント」や「栄養ドリンク」。鉄分やミネラルが主成分で、発根を促したり、弱った株を元気にしたりする効果があります。肥料焼けの心配が少ないので、植え替え直後や元気がない時に使います。 - 液体肥料(ハイポネックスなど):
人間で言うところの「主食(ご飯やお肉)」。チッソ・リン酸・カリという成長に必要な三大要素を含みます。株を大きくしたい時に使いますが、必ず「成長期(春〜秋)」にのみ与えます。
100均のアンプル肥料に注意!
よく100均で売っている、緑色のキャップのアンプル型液体肥料。
あれをそのまま容器に突き刺すのは絶対にNGです!濃度が高すぎて根が焼けてしまいます。
もし使うなら、水で500倍〜1000倍くらいに薄めて、薄い色水を作ってから与えるようにしてくださいね。
トイレやお風呂場に置いても大丈夫?
「清潔だからトイレに置きたい!」という方も多いと思います。
結論から言うと、「窓があって明るいトイレ」ならOKですが、「窓がない暗いトイレ」はNGです。
サンスベリアは光が足りないと、葉がヒョロヒョロに細長く伸びて垂れ下がってしまいます(徒長)。
暗い場所に飾りたい場合は、1週間ごとに「明るい窓辺」と「トイレ」を交代させるローテーション管理をして、光合成の時間を作ってあげましょう。


水耕栽培における冬の越し方


熱帯アフリカ原産のサンスベリアにとって、日本の冬はまさに命がけの季節です。
特に水耕栽培は、水温が気温の影響をダイレクトに受けるため、土栽培よりも寒さ対策がシビアになります。
気温が10℃を下回るとサンスベリアは成長を止め、休眠状態に入ります。
この時期の管理を間違えると、一夜にしてグニャッと枯れてしまうこともあるんです。
冬越しの鉄則①:水を断つ(断水)
これが一番重要です。冬は水を吸わないので、水が入っているだけで根腐れの原因になります。
容器の水は完全に捨てて、ハイドロボールが湿っている程度の状態、もしくはカラカラの状態を保ちます。
葉にシワが寄ってきて心配な時だけ、暖かい日の午前中に霧吹きで葉水をやるか、容器の底が少し濡れる程度の水を与えて、夜までには乾くようにします。
冬越しの鉄則②:置き場所を変える
昼間は窓際で日光浴をさせても良いですが、夜の窓際は放射冷却で冷蔵庫のように冷え込みます。
気象庁のデータによると、例えば1月の東京の平均最低気温は2.6℃(2025年)まで下がります。
ガラス1枚隔てた窓際は外気とほぼ同じ温度になるため、10℃以下を嫌うサンスベリアにとっては危険地帯です。
日が暮れたら、必ず部屋の中央や高い場所(暖かい空気は上に溜まるため)に移動させてあげてください。(出典:気象庁「過去の気象データ検索」)
冬越しの鉄則③:底冷えを防ぐ
ガラス容器は床や棚からの冷気を伝えます。
容器の下にコルクマットや100均の発泡スチロールブロックを敷くだけで、根に伝わる寒さをかなり和らげることができます。
なお、詳しい冬越しのメカニズムや寿命については、こちらの記事でも深く解説していますので、冬を迎える前にぜひチェックしてみてください。
サンスベリアの寿命は何年?10年以上長生きさせる育て方と枯れる原因
水栽培(水差し)でブヨブヨに根が腐る主な原因
ある日ふと見ると、水が白く濁り、ドブのような異臭がする…。
そしてサンスベリアの根元を触ると、ブヨブヨと柔らかくなっている…。
これは典型的な「根腐れ」の症状です。
では、なぜ根腐れが起きるのでしょうか?その最大の原因は「酸素不足」です。
植物の根も、私たちと同じように呼吸をして酸素を必要としています。
特にサンスベリアの根は酸素要求量が高いのですが、根の全体をどっぷりと水に浸けてしまうと、水中の酸素だけでは足りずに窒息してしまうのです。
これを防ぐための鉄則は、「根を全部水没させないこと」です。
理想的な水位は、容器の高さの1/5〜1/4程度。根の先端だけが水に浸かり、株元(葉の付け根)は絶対に水に浸からないようにしてください。


根全体が呼吸できるスペース(気層)をキープすることが重要です。
また、水が減ってもすぐに継ぎ足さず、容器内の水が完全になくなってから数日待ち、根に空気を吸わせてから給水する「乾湿のメリハリ」をつけることも非常に有効です。


根が出ない時の対処法
「水挿しをしているのに、1ヶ月経っても全然根が出てこない…」という悩みもよく聞きます。
サンスベリアは元々成長がゆっくりな植物(スローグロワー)なので、発根には時間がかかります。
根が出ない主な原因は以下の2つです。
根が出ない原因①:温度不足
発根には20℃以上の温度が必要です。
春や秋の暖かい時期なら動き出しますが、冬場に水挿しを始めても、寒すぎて細胞が活動できず、そのまま腐ってしまうことが多いです。
寒い時期は無理に発根させようとせず、暖かくなるのを待つのが正解です。
根が出ない原因②:光不足
根が出るまでは直射日光は避けますが、暗すぎる場所でもエネルギーが作れず発根しません。
レースカーテン越しの明るい場所に置いてあげましょう。
裏技として、水に「メネデール」などの発根促進剤(活力剤)を薄く混ぜると、スイッチが入ったように根が出始めることがありますよ。


カビや藻が発生した時の対策
ガラス容器で育てていると、ハイドロボールの表面に白いフワフワしたものが付いたり、ガラスの内側に緑色のコケ(藻)がついたりすることがあります。
白いフワフワの正体
これは「カビ」の場合と、水道水や肥料に含まれる「塩分(ミネラル分)の結晶」の場合があります。
触ってみてネバネバしていたり、カビ臭い場合はカビです。
これは通気性が悪い証拠なので、一度取り出してハイドロボールを熱湯消毒し、置き場所をもっと風通しの良い場所に移しましょう。
一方、カチカチに固い白い粉であれば塩分なので、植物に害はありませんが、見た目が悪いので洗い流せばOKです。
緑色の藻の対策
藻は植物プランクトンの一種で、光と栄養分があれば自然に発生します。
植物に直接的な害は少ないですが、見た目が悪くなるうえに、肥料分の栄養を横取りしてしまいます。
藻を防ぐには、こまめな水替え(週に1回、夏は3日に1回)が一番です。
その際、容器の内側をスポンジで洗い、ハイドロボールも軽くすすいで藻を洗い流してください。
どうしても気になる場合は、鉢カバーなどで容器の側面を遮光して、水に光が当たらないようにすると藻は死滅します。
根腐れからの復活と葉挿し
もし根元が完全に腐ってドロドロになり、葉がポロリと取れてしまっても、まだ諦めないでください!
腐っていない健康な葉の部分が残っていれば、「葉挿し(はざし)」という方法で復活させることができます。


腐った部分を完全に切り捨て、健康な緑色の部分を5〜10cmくらいの長さでカットします。
切り口を日陰で3日〜1週間ほどしっかり乾燥させます。
この乾燥によって、切り口が茶色いコルク状になり(カルス形成)雑菌の侵入を防いでくれます。
乾いた葉を、湿らせたハイドロボールや、ごく少量の水を入れた容器に挿します。
この時、葉の上下を間違えないように注意してください(逆さまに挿すと発根しません)。
うまくいけば、1〜2ヶ月後に切り口から白い根と、小さな可愛い子株(新芽)が顔を出します。
この生命力の強さこそ、サンスベリアの最大の魅力ですね。
知っておきたい「先祖返り」
サンスベリア・ローレンティ(虎の尾)のような、葉の縁に黄色い模様(斑)が入っている品種を葉挿しすると、新しく出てくる子株からは黄色い斑が消えて、緑一色の葉になることがほとんどです。
これを「先祖返り」と呼びます。
模様は変わってしまいますが、命が繋がった証として愛してあげてくださいね。
子株ができた時の対応


水耕栽培を続けていると、ある日突然、ハイドロボールの隙間からタケノコのような尖った物体が突き出してくることがあります。それが「子株」です!
透明な容器だと、親株の根元から太い地下茎(ランナー)が伸びて、その先から子株が生まれる様子が観察できるので、感動もひとしおです。
子株が小さいうちは、親株と繋がった地下茎を通じて栄養をもらっているので、そのままにしておきましょう。
子株の葉が3〜4枚展開し、親株の半分くらいの背丈になったら独り立ちのタイミングです。
容器から取り出し、繋がっている地下茎を清潔なハサミで切り離せば、もう一つの新しい株の完成です。
もちろん、切り離さずにそのまま群生させて、ボリューム感を楽しむのも素敵ですよ。


水差しで根が出たら水耕栽培から土へ植えるべき?
水栽培で根がしっかりと生え揃った後、「このまま水耕栽培を続けるか」、それとも「土に植え替えるか」で迷う方もいると思います。
これは、あなたがサンスベリアを「どう育てたいか」によって正解が変わります。
- インテリアとしてコンパクトに楽しみたい場合:
そのまま水耕栽培を続けましょう。水耕栽培は土栽培に比べて成長スピードが緩やかなので、デスクの上などで今のサイズ感を長くキープするのに向いています。 - 大きくワイルドに育てたい、増やしたい場合:
土への植え替えをおすすめします。やはり植物にとって土からの栄養吸収効率は抜群で、成長速度も葉の肉厚さも段違いになります。
ただし、水の中で育った「水根」は乾燥に弱いため、いきなり乾いた土に植えるとビックリして枯れてしまうことがあります。
土に植え替えた直後の1〜2週間は、土を極端に乾燥させすぎないように注意し、徐々に土の環境に慣らしていく(順化させる)のがコツです。
※「大きくしたい!」という野望をお持ちの方は、こちらの記事で巨大化させるための秘訣を詳しく紹介していますので、ぜひ挑戦してみてください。


まとめ:100均サンスベリアの水耕栽培の魅力
100均のサンスベリアは、数百円という手軽さで始められる最高のインテリアグリーンです。
「水耕栽培は根腐れしそうで難しい」と思われがちですが、今回ご紹介した「植え替え前の徹底的な乾燥」と「低めの水位維持(根を水没させない)」の2点さえ守れば、土栽培よりも清潔に、そして元気に育てることができます。
透明なガラスの中で伸びていく真っ白な根や、ひょっこり顔を出す子株を観察できるのは、水耕栽培ならではの特権です。
土を使わないので、キッチンや寝室、洗面所など、清潔に保ちたい場所にも安心して置けるのが嬉しいですよね。
植物を育てるのに、高い道具や専門的な技術は必要ありません。
ぜひ、100均で見つけたお気に入りの一鉢から、癒やしのあるグリーンライフを始めてみてくださいね。
あなたのサンスベリアがすくすくと育つことを、心から応援しています!









