こんにちは!「観葉植物の育て方ナビ」運営者のmomoです。
お家の顔でもある玄関に置いた大切なサンスベリアの葉が枯れるのを見ると、どうにかして助けてあげたいと不安な気持ちになりますよね。
サンスベリアが玄関で枯れる原因には、日当たりやお水やりの頻度など、環境に合わせた置き方が大きく関係しています。
もし今、枯れた葉をどうするべきか迷っているなら、この記事を読んで解決策を見つけていきましょう。
サンスベリアは適切な環境を整えてあげれば、基本的には枯れないと言われるほど丈夫な植物です。
それでも不調が出てしまったときは、枯れた部分を切ることで病気の進行を防いだり、適切なケアによって枯れた状態から復活することも十分に可能です。
枯れるのを風水やスピリチュアルな視点で心配されている方もいるかもしれませんが、まずは物理的な環境を見直すことで、再び元気な姿を取り戻せますよ。
この記事では、サンスベリアの枯れた葉を切る正しい手順や、傷んだ部分を切る際のポイントを詳しく解説します。
大切な植物が玄関で元気に育ち続けるためのヒントをたくさん詰め込みましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 玄関という特殊な環境下でサンスベリアが不調に陥る根本的な原因とサイン
- 日照不足や冬の寒さから大切な植物を守るための具体的な予防策と置き方
- 変色してしまった葉の処理方法とダメージを受けた株の正しい植え替え手順
- 健康な状態を長く保ち風水効果も維持するための毎日の水やりと管理のコツ

サンスベリアが玄関で枯れる主な原因とは
サンスベリアはもともと乾燥に強く、とても丈夫で初心者にも育てやすい植物です。
しかし、玄関という場所は日当たりや風通しが制限されやすいため、植物にとっては少し過酷な環境になりがちです。
まずは、なぜ元気だったサンスベリアが弱ってしまうのか、よくある原因を一つずつ丁寧に見ていきましょう。
原因を知ることが、復活への第一歩になりますよ。

葉が枯れる主な原因
サンスベリアの葉が黄色く変色したり、茶色くシワシワになってしまったりするのは、植物が発している無言のSOSサインです。
葉が枯れる原因は決して一つではなく、毎日の水やりの頻度や量、日当たりの具合、季節ごとの温度変化、そして風通しの良し悪しなど、日々のちょっとした環境の積み重ねが深く関係しています。
私も普段は会社員として働いているので、仕事から疲れて帰ってくると、ついつい玄関の植物のお世話や観察が後回しになってしまう気持ちは痛いほどよくわかります。
ですが、サンスベリアは過酷な環境の変化にも文句を言わず、じっと耐えてくれるとても健気な植物です。
不調のサインが葉に現れたときには、すでに株全体にダメージが蓄積していることも少なくありません。
手遅れになってしまう前に、「いつもと葉っぱの色が違うな」「なんだかシワが寄っているかも」といった小さな変化を見逃さないように、まずはご自宅の玄関環境で考えられる原因を探っていきましょう。
- 黄色くブヨブヨしている ・・・ お水のあげすぎによる根腐れの可能性が高いです。
- 茶色くカサカサに乾いている ・・・ 極度の水分不足、または直射日光による葉焼けの可能性があります。
- 根本からパタッと倒れる ・・・ 根元が腐敗している、または冬の寒さによる凍傷が疑われます。

水やりの失敗による根腐れ
サンスベリアを枯らしてしまう原因として、特に多いのがお水のあげすぎによる「根腐れ」です。
サンスベリアは肉厚な葉っぱの中にたっぷりと水分を蓄えられる多肉植物の仲間なので、乾燥には私たちが思っている以上に強い性質を持っています。
その反面、常に土がジメジメと湿っている状態が大の苦手なんですね。
momo仕事に行く前や帰ってきた時に、つい「お水飲んで元気になってね!」って毎日あげたくなっちゃうんですよね。
でも、サンスベリアにとっては少し放っておかれるくらいが心地良いみたいです。
とくに玄関は、リビングやベランダと違って日光が当たりにくく、風の通りも少ないため、鉢の中の土が非常に乾きにくい環境です。
それにもかかわらず、他の一般的な観葉植物と同じようなペースで定期的にお水をあげてしまうと、土の中がずっと湿ったままになり、あっという間に根っこが呼吸できなくなって腐ってしまいます。
根が腐るとお水を吸い上げられなくなるので、結果的に葉っぱが水分不足になり、黄色くブヨブヨに溶けたように枯れてしまうのです。
| チェックするポイント | 健康なサンスベリアの状態 | 根腐れを起こしている危険なサイン |
|---|---|---|
| 葉の根本(土に近い部分) | 硬くてパンと張りがあり、しっかりしている | 触るとブヨブヨして柔らかく、水っぽい |
| 鉢周りの土の臭い | 無臭、または自然な土の匂いがする | ドブやヘドロのようなカビ臭い悪臭が漂う |
| 株全体の安定感 | 土にしっかりと根を張っていて動かない | 軽く触れただけでグラグラして簡単に抜けそう |
もし「最近お水をあげすぎたかもしれない…」と心当たりがあり不安な場合は、サンスベリアの根が張らない・根腐れの見分け方の記事も参考にしながら、できるだけ早めに鉢の中の状態をチェックしてあげてくださいね。
日照不足による光合成の低下
サンスベリアは「耐陰性(暗い場所でも耐えられる力)」があると言われているため、窓がなく日陰になりがちな玄関に置かれることが多いですよね。
たしかにすぐには枯れませんが、それはあくまで少ない光のなかで一生懸命に耐え忍んでいる状態であって、本来の元気にのびのびと育っている姿とは少し違うのかもしれません。
植物が生きていく上で、日光による光合成は人間にとってのご飯のようなものです。
日光が圧倒的に足りないと、植物は十分なエネルギーを作り出すことができず、新しい丈夫な葉を作ったり、土の中で根をしっかり伸ばしたりすることができなくなってしまいます。
その結果、元々あった葉の色がだんだんと薄い黄緑色に色褪せてきたり、光を求めてひょろひょろと細長く(徒長して)伸びてしまったりします。
細く弱々しく育った葉は自重を支えきれず、最終的にはパタッと真ん中から折れ曲がって枯れてしまう原因に繋がるので、暗すぎる環境には注意が必要です。
冬の寒さと急激な温度変化
サンスベリアは、1年を通してあたたかいアフリカの乾燥地帯などが原産の植物です。
そのため、夏の暑さには非常に強いのですが、寒さにはとっても弱いという特徴を持っています。
お家の構造にもよりますが、玄関は人の出入りでドアの開け閉めがあるため外の冷たい空気が直接入り込みやすく、夜間から明け方にかけてはリビングなどに比べてグッと気温が下がりますよね。
冬の玄関は私たちが思っている以上に冷え込みます。
国土交通省が公開している資料でも、冬場の非居室(廊下や玄関など)は居間との温度差が大きく、急激な室温変化による健康リスク(ヒートショック等)が指摘されるほど冷え込むことがわかっています(出典:国土交通省「ご注文は省エネ住宅ですか?」)。
人間が「寒くて長居できない」と感じる玄関は、植物にとっても過酷な環境です。
気温が10℃を下回ると、サンスベリアは身を守るために成長を止めて休眠状態に入ります。
このデリケートな時期に冷たい隙間風に当ててしまったり、不用意に冷たいお水をあげて鉢の中をキンキンに冷やしてしまったりすると、葉の細胞が壊死してしまう「凍傷」を引き起こし、あっという間に全体がふにゃふにゃになって枯れてしまうので、冬場の温度管理は特に気を使ってあげてください。
冬の玄関特有の冷え込みに要注意!
冬の朝、サンスベリアの葉が透き通ったように透明っぽくなっていたり、触るとゼリーのようにふにゃふにゃになって倒れてしまったりした場合は、寒さによる凍傷(低温障害)の可能性が非常に高いです。
一度凍傷で壊死してしまった部分は元には戻らないため、早急な暖かい場所への移動が必要です。
風通しの悪さが招く蒸れやカビ
観葉植物が健康に育つためには、適切なお水と光と同じくらい、実は「風」の存在がとても大切なんです。
玄関は防犯上の理由から窓がなかったり、あっても小さくて開け放しておくことが難しいご家庭が多く、どうしても空気が滞りがちになってしまいます。
風通しが悪いと、水やりのあとに鉢の中の土がいつまで経っても乾かず、多湿状態が続くことで鉢の内部が蒸れてしまいます。
この「蒸れ」はサンスベリアにとって大きなストレスになるだけでなく、土の表面や根っこに有害なカビや腐敗菌を増やす大きな原因になります。
さらに、空気が全く動かない淀んだ環境では、湿気を好むコバエや、風通しの悪さを好むカイガラムシといった厄介な害虫が葉の隙間に繁殖しやすくなります。
これらの害虫に大切な養分を吸い取られることで、少しずつサンスベリアの体力が奪われ、最終的に葉が変色して枯れてしまうことにも繋がります。
鉢の根詰まりと植え替え不足
サンスベリアを購入した時のプラスチック鉢に入れたまま、何年も植え替えをせずに育てていませんか?
サンスベリアは土の中で「地下茎(ちかけい)」という太いお芋のような茎を横に伸ばしながら成長していく、とても生命力の強い植物です。
そのため、同じ鉢のままで長期間育てていると、鉢の中が新しい根っこや地下茎でギュウギュウにパンパンになってしまう「根詰まり」を起こしてしまいます。
根詰まりを起こすと、せっかくお水をあげても土の奥まで水が染み込まずに鉢の縁から流れ落ちてしまったり、逆に古い根が邪魔をして新しい根が呼吸できなくなったりと、悪循環に陥ります。
もし、下の方の古い葉っぱから順番に黄色くなって枯れてきたり、鉢底の小さな穴から太い根っこが飛び出していたり、プラスチックの鉢が内側からの圧力で変形しているようなら、それはサンスベリアが「お家が狭くて苦しいよ!」とサインを出している証拠です。
このまま放置すると枯れる原因になってしまうため、サンスベリアの植え替えが必要なサインと時期を参考にしながら、一回り大きな鉢へのお引越しを検討してあげてくださいね。
枯れる際の風水的な意味


サンスベリアは、その剣のように鋭く上に向かって真っ直ぐ伸びる尖った葉っぱの形から、風水においては「邪気を払う」「悪い気を断ち切る」「魔除けになる」とされており、外からの気が入ってくる玄関に置くにはこれ以上ないほどぴったりの観葉植物です。
だからこそ、そんな縁起の良いサンスベリアが枯れてしまうと、「もしかして家に何か悪いことが起きる前兆なのでは?」「私の運気が下がっているから枯れたのかな…」とスピリチュアルな意味合いで深く心配になってしまいますよね。
でも、どうかご安心ください。風水やスピリチュアルな観点では、身近に置いている植物が枯れるという現象を「持ち主の代わりに、家の中に入り込もうとした悪い気や厄をいっぱいに吸い取ってくれた(身代わりになってくれた)」という、非常にポジティブでありがたい意味合いとして捉える考え方もあります。
「私たちの家を守ってくれて本当にありがとう」と心からの感謝の気持ちを伝えて、落ち込まずにまた新しい環境を整えてお世話をしてあげましょう。
また、サンスベリアの魔除け効果をさらに高めるためのサンスベリアの風水的な効果とおすすめの置き場所についても別記事でまとめていますので、新しい環境づくりのヒントにしてみてください。
サンスベリアが玄関で枯れるのを防ぐ対策
サンスベリアが不調に陥る原因がわかったところで、次はお家の顔である玄関のサンスベリアを常に元気で美しい状態でキープするための予防策や、万が一枯れかけてしまったときの復活のステップについて、さらに詳しくご紹介していきますね。
玄関での適切な置き方
玄関という環境でサンスベリアを長く健康に育てるためには、置き場所の工夫が必要不可欠です。
まずは、できるだけ自然な光が入る明るい場所で、なおかつドアを開け閉めした際の冷たい隙間風が直接当たらない場所を定位置として選んであげましょう。
もし窓が全くない真っ暗な玄関の場合は、日中だけでもリビングの明るい窓際に移動させてあげるか、植物育成用のLEDライトなどを活用して光を補ってあげるのがおすすめです。
また、冬場は冷たい空気が足元(床付近)に溜まりやすいという特徴があります。
玄関のたたき(コンクリートなどの床)に直接鉢を置いてしまうと、鉢の中まで芯から冷え切ってしまい根に深刻なダメージを与えます。
これを防ぐために、フラワースタンドや木製の小さなスツール、厚めのコルクマットなどの上に鉢を置いて、床の冷気から少しでも遠ざけてあげるのが冬越しの重要なポイントになります。


枯れない育て方のコツ
サンスベリアを枯らさずに長年にわたって楽しむための最大のコツは、ずばり「過保護になりすぎず、水やりを控えめに管理すること」です。
可愛い植物をお迎えすると、つい毎日お水をあげたくなったり、あれこれとお世話をしたくなったりする気持ちは本当に痛いほどわかります。
ですが、サンスベリアに関しては「少し水やりを我慢する」くらいがちょうど良い距離感で、こまめな観察と環境チェックを心がけることが大切です。
お水やりの回数をぐっと減らす代わりに、葉っぱのお手入れをしてあげましょう。
玄関はホコリが舞いやすい場所です。葉っぱの表面にホコリが溜まると見た目が悪いだけでなく、光合成や呼吸の邪魔になってしまいます。
たまのお休みの日にでも、水で濡らして固く絞ったティッシュや柔らかい布で、サンスベリアの葉っぱを優しく撫でるように拭いてあげてください。
これが立派なスキンシップになり、小さな異変にも気づきやすくなりますよ。
葉水(はみず)を上手に活用してみましょう
土へのお水やりは控えている時期でも、空気が極端に乾燥しているときは、霧吹きで葉っぱの周りの空気にフワッと水をかけてあげる「葉水」をしてあげてください。
葉水には、適度な湿度を保つ効果と、乾燥を好むハダニなどの害虫を予防する優れた効果があります。
風水効果も保つ正しい水やり管理
玄関の悪い気をしっかり払い落とし、良い運気を招き入れてもらうためにも、サンスベリア自身が健康でいるためのメリハリのある水やり管理が欠かせません。
春から秋にかけての暖かい「成長期」は、「土の表面だけでなく、鉢の底の中まで完全に乾ききっていることを確認してから、鉢底の穴からお水がたっぷりと流れ出るくらいまでしっかりと」あげるのが失敗しない基本のルールです。
割り箸や竹串を土に挿してみて、抜いた時に土がくっついてこなければ乾いているサインです。


一方で、冬の時期(気温が15℃を下回り始めたら徐々に減らし、10℃を下回る頃)は、思い切って「断水(お水をほとんどあげないこと)」に近い状態までお水やりを我慢してあげてくださいね。
寒い時期は根がお水を吸い上げにくくなるため、月に1回程度、よく晴れた暖かい日の午前中に、鉢や用土の状態を見ながらごく少量のお水を土の表面を軽く湿らす程度にあげるだけでも冬越しは十分可能です。
土を乾かし気味にしておくことで、根腐れや低温障害のリスクを大きく減らすことができます。
なお、冬の休眠期における水やりのタイミングや注意点については、サンスベリアの水やりサインと最適なタイミングの記事でも詳しく解説していますので、合わせて参考にしてみてくださいね。
定期的な日光浴で日照不足を解消
薄暗い玄関にずっと定位置として置いている場合は、サンスベリアの体力を維持するために、お休みの日など時間があるときだけでも「定期的な日光浴の確保」をしてあげましょう。
明るいリビングの窓辺や、気候の良い時期ならベランダの明るい日陰に出して、たっぷりと風と柔らかい光に当ててあげます。
ただしここで一つ大きな注意点があります。
長期間暗い場所にいた植物を、良かれと思って急に強い直射日光(特に夏の強烈な日差しや西日など)に当ててしまうと、人間の日焼けと同じように葉っぱの細胞が火傷をしてしまう「葉焼け」という取り返しのつかないダメージを引き起こします。
日光浴をさせるときは、まずはレースカーテン越しの優しい光や、直射日光の当たらない明るい日陰からスタートして、数週間かけて少しずつ明るさに慣らしてあげるのが、植物に対する思いやりです。
枯れた状態から復活させる方法
もし、水のやりすぎによる根腐れや冬の寒さで株全体がグラグラになり、葉っぱが何枚か倒れてしまっても、どうかすぐにゴミ箱へ捨てたり諦めたりしないでください!
サンスベリアは非常に生命力が強いので、株の中に硬くてしっかりとした緑色の健康な部分が少しでも残っていれば、また一から復活できる可能性は十分に秘めています。
私自身も、過去にお世話のタイミングを間違えて植物を弱らせてしまった経験があるんですが、正しい手順で対処すれば、残った葉っぱ一枚からでも立派に復活してくれるんですよ。
ここでは、代表的な復活方法である「葉挿し(はざし)」の基本的なステップをご紹介しますね。


STEP1:被害状況の確認と、健康な葉のカット
まずは鉢からそっと株を抜き出し、どこまでダメージが広がっているかを確認します。
根っこや茎が茶色くドロドロに溶けて悪臭がしている場合は、残念ながらその部分はもう使えません。
まだ緑色で硬く、健康な状態を保っている葉っぱだけを選び、清潔なハサミで根元からスパッと切り取ります。
1枚の長い葉っぱを10cmくらいの間隔でいくつか切り分けて使うこともできます。
このとき、葉っぱの「上下(どちらが根元側だったか)」を絶対に間違えないように切り込みを入れたり、マジックなどで小さく印をつけておくのが、その後の成功を左右する大切なポイントになります。


STEP2:切り口をしっかりと乾燥させる
ここがとっても重要なのですが、切り取った健康な葉っぱはすぐに土には植えません。
切り口が濡れたまま土に挿すと、そこから再び雑菌が入って腐ってしまいます。
風通しの良い明るい日陰に数日間(できれば1週間ほど)置いて、切り口がカサブタのように完全に乾いて塞がるまでじっくりと待ちましょう。
サンスベリアは葉っぱの中にたっぷり水分を蓄えている多肉植物の仲間なので、1週間放っておいてもカラカラに枯れることはないので安心してくださいね。
STEP3:水はけの良い新しい土に挿す
切り口がしっかり乾いたら、いよいよ新しいお家へのお引越しです。
古い土は病気の原因になる菌が残っている可能性が高いので、必ず新しい「観葉植物用の土」や「多肉植物・サボテン用の土」など、水はけの良さに特化した清潔な土を用意してください。
切り込みを入れた(または印をつけておいた)「根元側」を下にして、土に3〜4cmほどの深さまで優しく挿し込みます。
葉が倒れないように、周りの土を軽く指で押さえて固定してあげましょう。
STEP4:明るい日陰で見守り、発根を待つ
土に挿した直後も、まだお水はあげません。
そのまま直射日光の当たらない明るい日陰に置き、さらに1週間〜10日ほど経ってから、初めてお水をたっぷりとあげます。
その後は、土が完全に中まで乾いてからお水をあげるという通常のペースを守りながら、気長に見守ります。
季節や玄関の温度環境にもよりますが、1ヶ月〜数ヶ月で土の中の切り口から新しい根っこが生え、やがて可愛い子株がひょっこりと顔を出してくれますよ!



土の中でちゃんと生きてるか心配で、何度も抜いて確認したくなる気持ち、痛いほどわかります(笑)。
私が葉挿しに挑戦したときは、すっかり忘れた頃に可愛い新芽がひょっこり出てきて、本当に感動しました。
復活への道のりは焦らず気長に
サンスベリアの葉挿しは、根が出るまで少し時間がかかります。
土の中でどうなっているか毎日抜いて確認したくなりますが、そこはグッとこらえて見守ってあげるのが植物への優しさです。
時間はかかりますが、この手順で丁寧にお世話をして、新しい小さな芽がひょっこりと顔を出したときの喜びは本当にひとしおですよ。
もし大切なサンスベリアが枯れかけてしまっても、どうかすぐに諦めずに、この復活ステップにチャレンジしてみてくださいね。
根腐れ時は新しい土へ植え替える
先ほどの復活ステップでも新しい土の大切さについて少し触れましたが、根腐れを起こしてしまった株を救出する際、「元気な部分を切り取った後の、元の鉢と土はどうすればいいの?」と迷ってしまう方も多いかなと思います。
根っこがドロドロに腐敗してしまった古い土の中には、サンスベリアを弱らせた見えないカビや腐敗菌がいっぱい残ってしまっています。
そのため、「まだ使えそうでもったいないな…」とそのまま別の植物に使ったり、救出した元気な葉を挿したりして再利用するのは避けてあげてくださいね。
せっかく助け出した葉っぱが、またすぐに菌に感染して腐ってしまう原因になります。
古い土は、お住まいの自治体のルールに従って適切に処分するか、専用の土壌リサイクル材を使ってしっかりと熱消毒などの処理を行ってからお庭に撒くなどしてリセットする必要があります。
また、玄関にぴったりのデザインでお気に入りの鉢を、植え替えでもう一度使いたい場合もありますよね。
その際は、ただサッと水洗いするだけではなく、少しだけ手間をかけてあげましょう。
綺麗に土を洗い流したあと、熱湯を鉢全体にかけたり、市販のアルコール除菌スプレーで内側や底穴の周りまでしっかり消毒をして、天日干しで完全にカラカラになるまで乾燥させます。
私たちが体調を崩したときに、シーツを綺麗にお洗濯して清潔なベッドで眠りたくなるのと同じです。
サンスベリアにも、無菌状態の清潔なお家(鉢)と、深呼吸できるフカフカの新しいベッド(水はけの良い新しい観葉植物用の土)を用意してあげるのが、確実に元気を取り戻すための大切なポイントになりますよ。
枯れた葉はどうするべきか
育てているサンスベリアの葉の先っぽだけが茶色くカサカサに枯れてしまったり、下の方の葉っぱが黄色く変色してしまったりするのを見つけると、「このまま様子を見ていたら、いつかまた綺麗な緑色に戻るかな?」と少しだけ期待してしまいますよね。
でも、残念ながら一度完全に枯れて変色してしまった葉の細胞組織は、いくらお水をあげても肥料をあげても、二度と元の元気な緑色には戻ることはありません。
そのまま放置していると、風水的な見栄えが悪くなるだけでなく、枯れた部分がカビや病原菌の温床になり、健康な葉っぱにまで病気が広がってしまう危険性もあります。
そのため、明らかに枯れてしまった葉は、思い切って早めに取り除いてあげるのが植物全体を守るための正解になります。
枯れた部分を切る方法
枯れた葉を処理する際の切り方には、症状の広がり具合に合わせて大きく2つのパターンがあります。
状況をしっかり見極めてからハサミを入れましょう。
葉の一部(先端や端など)だけが茶色く枯れている場合
枯れている部分だけをハサミでカットして、残りの緑の部分を生かします。
このとき、ただの乾燥に見えても、実は目に見えない病原菌が原因で枯れ込んでいるケースがあります。
そのため、安全を期して、枯れ込みがさらに下へ進行するのを防ぐため、茶色い部分ギリギリで切るのではなく、緑色の健康な部分を2〜3mmほど含めるようにして切るのが、一番失敗の少ない確実なポイントです。
見た目を自然にするために、葉の形に合わせてV字型や山型にカットすると違和感が少なくなりますよ。


葉全体が黄色く変色したり、ブヨブヨに溶けている場合
その葉はもう光合成の役割を果たせないので、根本(土のギリギリのライン)からバッサリと切り落とします。
もし株元の中心部までドロドロに溶けて悪臭がしているようなら、根っこ全体がかなり弱っているサインです。
その場合は葉がふにゃふにゃになったサンスベリアの緊急対処法を参考に、鉢から抜いて健康な葉だけをそっと救出してあげる少し大掛かりなケアが必要になります。
枯れた葉を切る正しい手順
実際にサンスベリアの枯れた葉をカットするときは、ただハサミでチョキっと切ればいいわけではありません。
切り口から人間でいうバイ菌(雑菌)が入らないように、少しだけ気を使って丁寧な手順を踏んであげましょう。
使用するハサミの刃を、ライターの火でサッとあぶるか、市販のアルコール消毒液を含ませたティッシュで綺麗に拭いて、確実に清潔な状態にします。(汚れたハサミは病気をうつす原因になります)
葉を丸ごと切り落とす場合は葉の根本を、部分的に切り取る場合は先ほどお伝えした「緑の健康な部分を2〜5mmほど残したライン」を狙って、ためらわずにチョキっとカットしてあげてください。
切り口の細胞がグシャッと潰れないように、できるだけ切れ味の良いハサミを使うのが綺麗に仕上げるコツです。
ここが一番重要です!カットした直後は絶対にお水をあげないでください。
切り口がかさぶたのように自然に乾燥して塞がるまでの数日間は、風通しの良い明るい日陰で見守ります。
この正しい手順をしっかりと守ることで、切り口からの雑菌の繁殖を防ぎ、デリケートになっているサンスベリアへの負担を最小限に抑えながら綺麗な姿を保つことができますよ。
まとめ:サンスベリアが玄関で枯れるのを防ぐ
ここまで大変長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます!
今回は、サンスベリアが玄関で枯れる根本的な原因と、変色してしまった枯れた葉の正しい処置方法、そして復活への道のりについて詳しく解説してきました。
日当たりが悪く温度変化も激しい玄関は、植物にとって決して快適とは言えない少し難しい環境ではあります。
しかし、「土が完全に乾いてからお水をあげる」「冬の冷え込みからはスツールなどで徹底的に守る」「枯れた葉は清潔な手順で早めにカットする」といった基本的なポイントさえ押さえておけば、サンスベリアは風水的にも頼もしい魔除けの存在として、長くあなたのお家と家族を守ってくれますよ。
私自身も、仕事でクタクタに疲れて帰ってきたとき、玄関のドアを開けてピンと空に向かって元気に伸びるサンスベリアが出迎えてくれると、フッと肩の力が抜けて心がとても軽くなります。
もし枯れてしまっても「自分が悪いんだ…」と責めすぎず、風水的に家を守ってくれたことに感謝しながら、また新しい気持ちで向き合ってみてくださいね。
ぜひ今回の記事を参考に、無理のないご自身のペースでサンスベリアとの心豊かな暮らしを楽しんでいただけたら、私もとても嬉しいです!









